こんにちわ、Hikaru Sanoです。
Appleの元取締役のミッキー・ドレクスラーが「iCarはスティーブ・ジョブズの夢だった」と語り、各メディアでも噂されているAppleの自動車開発計画「Project Titan」に動きがあった模様。
The New York Timesによりますと、同プロジェクト関わっていた数十人がレイオフ(一時解雇)されたと報じています。
原因はプロジェクトの方向転換か
The New York Timesが関係者3人に聞いた情報によると、プロジェクトの目的が「自動車の設計と製造」から「自動車向け基礎技術開発」に方向転換したらしく、それによる各専門技術者の整理が行われたものだと考えられます。
方向転換の理由は関係者いわく「Apple独自の自動運転車を提供するという目標の難しさ」が原因のようで、これ以降はおそらく「自動運転」に関わる技術開発が主になりそうですね。
また今年の初めにプロジェクトリーダーであり、副社長ともいえるスティーブン・ザデスキー氏が「個人的なもの」を理由に退社。
後任にMacBook AirやiPad、iMacの開発を統括した技術部門の副社長、ボブ・マンスフィールド氏が同プロジェクトの責任者になったとの情報もあり、技術云々だけではなく何か人間関係などの問題も感じさせています。
プロジェクト当初は2020年の発売を目標に開発が進められていたようですが、どうやら完全にAppleの純正とも呼べる自動車は発売されそうにありませんね。
おそらく、「Appleの自動運転システム」を採用・搭載した別会社の自動車の登場が現時点で一番現実的なものでり、それも2020年までにリリースできるのかは完全に不透明なものとなってしまいました。
まとめ
いかがでしたか?
Googleも同分野での開発を進めており、残念ながら現時点の情報ではAppleの完全敗北と言わざるをえません。
いつかAppleのデザインやシステムコンセプトを搭載された自動車が発表されると良いですね。