こんにちはkimiです。
運営を批判すると2分でBANされたり、復活するには反省文が必要だったり、サーバー負荷表示を偽装の疑いがあったりと、真っ赤に燃え盛っていた中高生限定のSNSアプリ『ゴルスタ』騒動ですがようやくひと段落つきそうです。
本日、運営する株式会社スプリックスの公式サイト上で『ゴルスタ』のサービスを終了することが明らかになりました。
運営による「ふさわしくない言動」を謝罪する内容も含まれています。
告知は画像1枚で!
数週間前から日本のネット界で真っ赤に燃え盛っていた『ゴルスタ』。
『ゴルスタ』はチャット・動画配信・悩み相談の掲示板・写真コンテスト・動画学習コンテンツなどが揃っており、中高生限定のSNSとなっています。
中高生以外の登録をきびしく制限し、運営を批判するとBANされ、復活するには反省文を書くことを求められるなど、現代の日本とは思えない運営体制はかなり独特と言わざるをえませんでした。
参考:運営批判は2分でBAN!復活には反省文が必要な中高生専用SNS『ゴルスタ』が炎上中
ゴルスタ2分で垢BANされたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww #ゴルスタチャレンジ pic.twitter.com/skdhNvGajz
— あめがみ (@Engraved_Mark) 2016年8月25日
さらに、Twitter上でBANされた未成年のユーザーの本名を晒しものにしたことで批判が殺到、炎上することに。
@micoochan 「これより警察に通報します」というタイミングで、個人の本名を公開するということは、先方に開示するという旨を確認したのでしょうか。御社が提示するプライバシーポリシーには抵触しないのですか。 pic.twitter.com/xkSvqDoZiD
— あくしす (@axyzd) 2016年8月25日
そして読売新聞の取材に対し、公式アカウントの対応に関しては「深夜でもあり、担当者がヒートアップしてしまったため」との理由を明かし謝罪。
その後に公式運営のTwitterアカウントが相次いで消滅してしまいました。
その後、App StoreやGoogle Playから『ゴルスタ』アプリも消滅。新規登録ができなくなりましたが、既存ユーザー向けにはサービスは継続していたようです。
そして本日、運営元である株式会社スプリックスのウェブサイト上で『ゴルスタ』アプリについて一両日中にサービス終了することを明らかにしました。
告知された文章によると、「運営管理体制を調査したところ、一部の運営担当者において明らかにふさわしくない言動があった」ことを認め、「この言動は運営会社全体の問題であると重く受け止めた」ため直ちにサービス全体を終了することになったそう。
また、同文章内では情報を流出させてしまったユーザーとゴルスタ運営のふさわしくない言動に接したユーザーに対して謝罪をしています。
とはいえ、このサービス終了の文章はなんと画像の形式で掲載されているんですよね。
スプリックスがどういう意図を持って文章をわざわざ画像化したのかはわかりませんが、「謝罪文章が検索に引っかからないようにしたのでは」と勘ぐることも不可能ではありません。
ちなみにTwitter上ではゴルスタ終了に際して「大人のせいで終わった!」と嘆く声が続々と上がっているようです。
ゴルスタ終了とかありえない!!悲しい!
もう絶対ゴルスタ終わらせた@Komi_Chill 達許さない!
どうせ@Komi_Chill ハゲ散らかしたおじさんばっかでしょ。
そんな人たちにゴルスタ終わらせやしない!!
絶対ゴルスタは復活するんだからね!
ゴルスタ運営がんば— つーたん (@kitihhi) 2016年9月5日
また、ゴルスタ発のアイドル活動に専念するために高校を辞めたという人もいたのですが…。
ゴルスタのサービス終了にともなって、SPRIXはまだまだ対応する案件が山積みですね…。
ゴルスタ終了、あっさりだった。
しかしゴルスタ発のアイドルユニットの人、「アイドル活動に専念する」って高3だったのに高校辞めたばっかりでこの先どうするんだろ#ゴルスタ終了 pic.twitter.com/vHFR0vvPri— 片桐@勇者屋 ラボメンNo.9になったよ (@yuusya) 2016年9月5日
ちなみにゴルスタのアプリ内では原稿執筆時点でまだ終了の告知はなく、ゴルキャスの新機能告知が行われているようです。
告知文に書かれているサービス終了は「一両日中」とのことで、おそらくアプリ内でもサービス終了が告知されてサービスが終わるのでしょう。
日本のネット界を大いに賑わせた『ゴルスタ』、この炎上案件もようやく下火になりそうですね…。