こんにちわ、Hikaru Sanoです。
フリマアプリとして有名な『メルカリ』ですが、この度とんでもない出品があり注目を集めていると、Excite Bitが報じています。
その出品とはズバリ「読書感想文代行」。一見なんでもない出品のように見えますが、コレってつまり「宿題は金で解決できる」というとんでもない時代の幕開けなのかも知れません。
読書感想文に自由研究まで…
メルカリは一般的なオークションとは異なり、フリーマーケットを模しているため出品者側の提示した額で必ず落札されるのが特徴です。
そして今回の出品物である「読書感想文代行」は原稿用紙5枚分を¥500で出品されており、「以前に書いたもの」や「リクエストされたものを代行」を指しているようです。
以前に書かれた読書感想文を「譲る」形で出品するというのもなかんかアレなのですが、「執筆の代行」についてはメルカリの利用規約に違反している可能性もあります。
「2.出品禁止商品」には「15.物品でないもの(情報、サービスの提供、会員権などの権利を含むがこれに限られないものとします)」とあり、リクエストされたものを代筆して販売するのは「サービスの提供」に該当しかねない、かなりグレーな出品だと考えられます。
他にも「自由研究作品」として良い具合に雑に作られた陶器のプレート、手作り感満載の貯金箱や昆虫の標本まで出品されており、宿題をお金で買い取るというなんとも不思議な構図が。
ちなみに昆虫の標本の商品説明には「小学生の時の自由研究に使用したものです。こちらは息子の作品になります」とあり、お金の為に息子の昆虫標本まで販売されている始末。
夏休みの宿題などには「長期休みだからこそできる勉強」という意味合いがあり、あくまで自身で達成する事に意味がある勉強です。
読書感想文では読み解く力と書き出す力、昆虫標本には昆虫の知識と収集する能力を高める意味合いがあると思うのですが、お金によってそれを解決してしまうのは貴重な機会を失う粗末な判断だと感じました。
まとめ
いかがでしたか?
メルカリではそもそも基本的気に未成年の利用を許しておらず、商品を見つけたのが例え子供だったとしても購入しているのは親のはずなんですよね。
子供が好きで何かしてあげたいと思うのは素晴らしいと思います。が、子供が嫌がるからって宿題をお金や親の力で解決してしまうのは貴重な機会を奪う事にもなりますので、購入する前に思い直していただきたいです。
あと息子の昆虫標本を出品した親の神経が信じられませんでしたが、皆さんはこのような出品をどう思いますか?