こんばんは、yumiです。
先日、ワンセグ携帯の受信契約を巡る裁判で「NHKが敗訴した」とお伝えしましたが、どうやらNHKには今後、絶望の展開が待ち受けているようなんです。
そこにはみなさんも知っているかもしれない“とある人物”が関わっているようで…ということで今回はこれまでの経緯と、今後一体なにが起きるのかご紹介いたします!
今までの経緯をざっくりと
これまでのNHKの受信契約に関する経緯をざっくりと振り返ると、NHKの籾井会長は2014年、テレビがなくてもネット端末を所有していたら受信契約を義務化させたいとインタビューで明言。
そして2015年には一部の番組をネットへ同時配信したりと、その動きを開始しました。
先日閉幕したリオオリンピックでもテレビとネットで様々な競技が同時配信されていたのは記憶に新しいところですよね。
そんなネットとの同時放送を試験的に行う中、総務省は「NHKの受信料を見直す議論」に乗り出しました。そこで浮上しているのが、
- スマホやタブレット、PCなどインターネットに繋がる端末を持ち、NHK番組を視聴している世帯からの徴収
- NHK番組を視聴するしないに関わらず、ネット端末を持っている世帯からの徴収
- テレビやネット端末の有無に関係なく全世帯から徴収(税金化)
の3案。さて、ここはまだどうなるかは決定していないのですが、どうやらNHKとしては「見られる端末があるなら受信契約はすべき」という姿勢なのが伺えますよね。
しかし先日もお伝えしたように、さいたま地裁では「ワンセグ携帯は受信契約の必要ナシ」と判断され、上述したようなネット端末からの徴収以前の問題になってしまったわけです。
もちろんさいたま地裁の判決に「はいそうですか」とNHKが聞き入れることはなく、即刻控訴し「従来と変わることなく、ワンセグ携帯ユーザーに受信料の支払いをお願いする」と発表しました。
と、ここまでが今までの経緯。
NHKは態度を変えていませんし、裁判の敗訴に痛手を負っているようには見えませんが…どうやら暗雲が立ち込めているようなんです。
NHKに暗雲?
実は今回の「ワンセグ裁判」は、原告は埼玉県朝霞市の市議大橋昌信氏(NHKから国民を守る党)だったのですが、大橋氏を支援していたのが、NHKから国民を守る党元代表の立花孝志氏。
名前に聞き覚えがある方もいると思いますが、実は先月の東京都知事選に立候補して「NHKをぶっ壊す」という驚きの政見放送(※NHKで放送)を行った方です。
そんな立花氏が支援しているのは「ワンセグ裁判」だけでなく、東スポWebによると
- レオパレス裁判:レオパレス社の家具付きマンションを約1ヶ月利用した男性が、元々設置してあるテレビがあることからNHKに受信契約を結ばされた→元々設置してあるなら、男性ではなくレオパレス社が支払うべきでは?
- 受信契約強要被害裁判:NHKの下請け業者男性が「帰ってほしければ受信料を支払って」などと女性に強く迫り契約を締結→女性は精神的苦痛を受けた
という2つの裁判が進められており、今秋にも判決が下される見込みだそう。
どうやらどちらも原告側が有利に進んでいるそうで、立花氏は「NHKは敗訴ラッシュが続き、信用がガタ落ちする序章になると思います」とコメントしているとのこと。
NHKとしては「見られる端末があるなら受信料支払い義務あり」としたいところですが、裁判の結果によっては待ったがかかりそうですね。
NHKを視聴している方はもちろん受信料は支払わなければいけないですが、「視聴の有無に関わらず、ワンセグが付いていないiPhoneユーザーもネットが見られるから徴収!」なんてことにならないようにしていただきたいものです…(;´Д`)