こんにちわ、Hikaru Sanoです。
米マサチューセッツ工科大学(MIT)が同じサイズで容量が2倍の新たなバッテリー、「リチウムメタルバッテリー」を開発したと報じています。
スマホのバッテリーは以前より容量不足が当たり前になっていたことを考えると、これは大変嬉しいニュースですね!
一体どういった技術なのでしょうか?
スマホには2017年から製品化予定
このバッテリーは初めにドローンに搭載される予定で、スマホ用のバッテリーは2017年から搭載を計画しているそうです。
また翌年の2018年には電気自動車への搭載も計画しているそうで、うまくいけばスマートウォッチの充電容量増加も期待できますね。
ざっくり今までの「リチウムイオンバッテリー」と何が違うのかと言うと、リチウムイオン電池の負極に使われていた素材を、グラファイトから極薄リチウム金属に置き換えたんだそうです。
リチウムは腐食性があり人体への悪影響も多く、その危険性を避けるためにいままでは負極にグラファイトを用いて、「本質的に金属リチウムは電池内に存在しない」状態にされていました。
安全のために容量を大きくできなかった、というイメージです。
MITは今回の件でリチウムの危険性を抑える事に成功し、安全にリチウム金属を利用できるようになりました。
これにより同容量ならサイズを半分に、しかも出力が約10%ほど向上するそうで、小さくよりパワフルな電池を開発したことになります。
スマホへの採用が待ちきれないですね!
まとめ
いかがでしたか?
充電が1日持たず予備のバッテリーを持ち歩いている方も多いと思うので、これはなかなか良いニュースだったと思います。
iPhone7は間に合いそうにないですが、次回作には期待できますかね…?