こんにちは、yumiです。
今年4月14日以降に熊本県や大分県で相次いで発生した地震。
前震後、Twitterに「地震で、動物園からライオンが放たれた」と悪質なデマツイートがされたのを覚えている方も多いかもしれません。
そのユーザーが20日、逮捕されたとのこと。もちろんデマを流すのはいけないことですが、逮捕された理由は一体なんだったのでしょうか?
デマで逮捕?
熊本地震の発生直後、Twitterに「地震のせいで、うちの近くの動物園からライオンが放たれた」といった内容が画像とともにツイートされました。そのツイートのキャプチャがこちら⇓(編集部にてモザイク処理をしてあります)
このツイートを信じたユーザーがリツイートで拡散し、騒動に。
警察には「ライオンが逃げているから避難できない」といった相談の電話が相次いだり、熊本市動植物園には問合せの電話が100件以上されたため、獣舎などの点検がスムーズに行えなかったそうです。
しかし「うそはうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」といった名言(?)もある通り、ネット上には多くの嘘やデマ情報があるのは確か。
もちろん災害時にこういった悪質な虚偽ツイートをするのは不謹慎極まりないですが、一体なぜ逮捕されるまでに至ったのでしょうか?
その理由は、上述した通り「デマツイートが拡散→熊本市動植物園への電話が相次ぐ→電話の対応に追われ通常の業務ができない」と業務を妨害した疑いが持たれたため。偽計業務妨害の罪になるそうです。
逮捕された神奈川県に住む会社員の男性(20)は、警察の取り調べに対し「悪ふざけでやってしまった」と容疑を認めているとのこと。
災害時にデマを流し、業務を妨害したとして逮捕されるのは全国初だそうですよ。
もちろんデマを発信する本人が一番悪質ではありますが、そのツイートが本当なのか嘘なのかハッキリしない時は、私たちも「リツイートしない、拡散しない」といった対応を取るべきなのかもしれませんね。