こんにちは、yumiです。
徹底的なネット検閲を行っている中国ですが、今回なんとアプリにまでその手を伸ばそうとしているようです。
なんでもアプリ配信者&アプリストア運営者に対し「アプリを配信するなら、ユーザーに実名登録させるように」等、計6つもの厳格な規制を敷くとのこと…( Д ) ゚ ゚
詳しく見てみましょう!
中国、ついにアプリも規制か
今回、中国のネット検閲を監督する「Cyberspace Administration of China」は、中国国内でアプリを配信する場合のルールを制定しました。
以下がアプリ配信者に求めるルール6つです⇓
- 実名や携帯番号などを入力させ、ユーザーの身元を確認すること
- ユーザーの情報は、ユーザーの同意なしに使用せず保護すること
- 禁止されている情報を公表するユーザーには警告やサービスの停止、アカウント閉鎖などの措置をとること。その検閲を強化すること
- アプリ配信者はユーザーの位置情報や連絡先を秘密裏に確認しないこと
- アプリ配信者は競合製品の著作権を侵害しないこと
- アプリ配信者はユーザーの行動履歴を記録し、最低60日間保管すること
そしてアプリストア運営者側には「上記のルールが守られているか、アプリをきちんと監視すること」を義務化しています。
このルールを作った理由としては、アプリの中に暴力やポルノなど不適切なものがあったり、ユーザーのプライバシーを侵害して金銭を騙し取るようなものがあることから、その規制とアプリ産業の発展を目指すため…と説明されています。
確かに犯罪行為に繋がるようなアプリは規制されるべきですが、ユーザーとしては実名登録には抵抗がありますよね(;´Д`)
このルールは「中国国内で動作するアプリ」すべてが対象となっているため、日本企業が開発・中国に配信しているアプリも、App Storeも対象となります。
この規制は2016年8月1日から施行されますが、中国贔屓が止まらないAppleはこのルールに対してどのような対応をとっていくのか…今後にも注目ですね><