こんにちは、yumiです。
以前からWWDC 2016の主役はSiriになる…なんてウワサがありましたが、実際に発表されたのはiOS、macOS、watchOS、tvOSという4つのOSでした。
「な〜んだ、結局Siriがメインになるっていうのはデマだったのかぁ」と思った方、そんなことありません!
WWDC 2016の影の主役はやっぱりSiri。ということで今回は「結局Siriで何ができるようになるのよ?」に焦点を当てたいと思います!
WWDC 2016のメインは4つのOSだけど…
今回のWWDCは、やはり4つのOSがメイン。しかし実はそのほとんどにSiriが関わっているんです。
1. Macで使えるようになる
以前からウワサされていた通り、SiriがMacにも登場します。
一体MacのSiriは何ができるのか…例を挙げると
- ファイルの検索:例「6月15日に使ったファイルを表示して」
- Web検索:例「iPhone 6sの画像を探して」
- 音楽の再生:例「80’sのプレイリストが聴きたい」
なんてことが可能に。
特に検索機能は、Siriが探してきたファイルや画像をそのままフォルダに移動したり編集できるようなので重宝しそうですよ。その様子が分かる動画があったのでぜひ見てみてください⇓
2. 留守番電話もSiriにお任せ
iOS 10では電話機能も強化され、電話帳に入っていない番号から電話が掛かって来た時に「迷惑電話かも」と教えてくれるようになりますが…Siriは、なんと留守電を自動でテキスト化してくれるように!
先月下旬、留守番電話として残された音声をテキスト化して通知してくれるアプリ『スマート留守電』が登場したとお伝えしましたが、iPhoneではSiriがこの役目を担ってくれそうですね。
3. 家電の操作もSiriで
今回のWWDCでは新アプリ『Home』が発表されました。これはスマート周辺機器と連携するアプリで、Siriを使うことも可能。
「Hey Siri、カーテンを開けて」なんてことはもちろん、例えば『Home』で「就寝シーン」を設定しておけば、
- ドアを施錠する
- 全部屋の照明を消す
- インターフォンの音量を下げる
- ガレージのシャッターをおろす
- エアコンの設定温度を28℃にする
などが一度にできるように。そしてこれは「Hey Siri、おやすみ」と声をかけるだけでOK。これはもう私たちが20年前に想像していた未来世界そのものですよね。
この機能を使うにはもちろん家電側が対応していないといけませんが、Appleはすでにスマートホーム周辺機器を扱う多くのメーカー&アメリカと中国の住宅メーカーと提携したとのこと。未来世界はすぐそこまで来ています…!
4. サードパーティ製アプリにSiriを開放
そしてなんと言っても、サードパーティ製アプリにSiriが開放されたこと。これが今回のWWDC、最大の発表と言っても過言ではないかもしれません。
「開放されたからってなにそれ美味しいの?」と思ってしまうかもしれませんが、例えば
- LINEでともぞうさんに「今日少し遅れます」って送って
- Googleフォトに入ってる「海の写真」を探して
- Uberでタクシーを呼んで
なんてことが可能になるんです!(もちろん各アプリがSiriに対応すればの話ですが)
ということでWWDC 2016の影の主役、Siriは結局なにができるようになるのか?についてご紹介しました。
今後は街中で「Hey Siri!」と言ったり聞いたりするのが普通になる…かもしれませんねw