今月1日、InternetとWebが終了したことをご存知でしょうか?
「え?普通に使えているけど!?」と思った方、一体どういうことなのか詳しく見てみましょう!
InternetとWebが終了!?
6月1日、InternetとWebが終了したという衝撃のニュースが。
でもご安心ください。決してインターネットが使えなくなったわけではなく、終わったのはその名称。
実は「インターネット」の英文表記は今まで、「Internet」と先頭の「I」が大文字だったのですが、この度小文字へと変わり「internet」になったんです。
同じく「Web」も大文字だった「W」が小文字になり、「web」に変わりました。
しかしこういった変更は誰が決めるのでしょうか…?
誰が決めるの?
世界的な通信網を持つアメリカ合衆国の大手通信社「AP通信」が編集・発行している「APスタイルブック」。
これは文法や句読法、表記法が記された本で、多くのマスコミがこれに準じる言葉を使用しています。
そして6月1日に最新版が発行されたことを機に、「Internet」→「internet」、「Web」→「web」と変わったというわけ。
日本人からすると「大文字が小文字に変わったからって何か変わるの?」と思いますが、これは固有名詞が普通名詞に変わったことを表します。
▼例
- 普通名詞「山」:固有名詞「富士山」
- 普通名詞「野球選手」:固有名詞「イチロー」
- 普通名詞「スマホ」:固有名詞「iPhone」
固有名詞だったInternetやWebが普通名詞になるほど私たちの生活に身近なものになった…という認識で良さそうです。
ということでInternetとWebの名称が変更されたというニュースをご紹介しました。
普段日本語を使っている私たちにはあまり馴染みがないですが、英語を勉強している方はぜひ頭の片隅に入れておいてくださいね〜!