ども!ともぞうです。
相場よりも安く掘り出し物が見つけられることもあるネットオークションですが、フリマアプリも登場し利用しやすくなりましたよね。
そんなネットオークションですが、「未成年の書いた直筆イラストに入札が結構入る理由」に関するツイートが怖すぎたのでご紹介いたします。
てっきりイラストが好きな人が入札するんだろうと思ったら、そうじゃない理由があるとは驚愕ですよ。
オークションの取引きでは個人情報がやり取りされる
オークションで一度は見かけたことがある、素人の方の直筆イラストの出品。試しに『ヤフオク』で調べてみるとたくさん出てきます。
そのイラストはピンきりでプロ?と思うほどのものもあれば、まだまだ駆け出しのレベルといったものまでさまざま。
デジタルの時代に手書きならではの人気があるのかな〜くらいに思っていたのですが、こちらのツイートで驚愕の話が…
オークションの話をしていて思い出した怖い話。
時々まだあまり描き慣れてない直筆イラストを出品してる未成年の子がいるのですが入札が割とある。なんでかなと思ったのですが、後に「合法的に小中学生の女の子の住所や本名が手に入る方法」として書いてる人が居るのを見て、背筋がぞーっとしました。— みなと@盗賊王中26日まで (@minato_y_) 2016年5月22日
こわー!めっちゃこわー!!もう未成年とかそういう問題じゃなくて、個人情報を抜くために入札とか怖すぎる….
オークションなのでお互いの個人情報を交換することになる訳ですが、まさか「合法的に小中学生の女の子の住所や本名が手に入る方法」とか闇過ぎますよ。
となってくると、そもそも未成年のオークション出品っていいの?と疑問が出てきますよね。
オークションて未成年(義務教育中とか)出品ておkなの?
親がきちんと管理して出すとかじゃないの?できるもんなの?こわー。— 左腕@隼 (@ktkr0111) 2016年5月22日
改めて調べてみると主要オークションでは、以下のようになっていました。
- ヤフオク! 入札・落札: 15歳以上、出品: 18歳以上
- 楽天オークション: 入札・落札・出品 18歳以上
- メルカリ 入札・落札・出品: 年齢制限なし
※いずれの場合も、未成年の場合は親権者の同意が必要
Yahoo!の運営する「ヤフオク!」、楽天の運営する「ラクマ」は18歳以上でなければ出品できないようになっていますが、怖いのは「メルカリ」。
年齢制限がないので個人情報を渡すリスクを理解していないと危ないことになりそうですが、その辺は『メルカリ』の運営側も考えていて、「匿名配送サービス」というものを使えば取引相手に個人情報を知られずに取引ができるようになっているんです。
これはアプリ上で「らくらくメルカリ便」での配送を選んだ場合、個人情報は『メルカリ』と配送業者が連携して出品者と落札者の住所の記載が無くても配送ができるようにしたもの。
年齢制限がない分、トラブルが起こらないように対策はされているということですね。これなら安心。
似たような仕組みとして楽天オークションにもあり、個人情報をやり取りしなくても取引できる「匿名配送」が用意されていました。
「ヤフオク!」は残念ながら、このようなサービスは見つからず…。
今回のこわーい例はさておき、そもそもオークションの取引は個人間で行われるので個人情報のやり取りという点においては、未成年とか関係なしにそれがイヤで利用しないという方もいらっしゃいますよね。
連日ニュースを賑わす舛添知事もオークションを利用して何を落札していたかなどを特定されていましたが、あれはオークションIDがそのまんま名前だったこと、落札していた物が年賀状の写真に写り込んでいたなどがあり、個人特定されてしまった訳です。
そう考えると自衛手段として、SNSなどでは自分のオークションのIDが分かるような発言や行動は避けるようにしたいもの。
そいういう意味ではアプリで手軽に出品や落札ができるようになり、利用する年齢の幅も広がってきているので、すべてのサービスにおいて「匿名取引」をこれからのスタンダードにしてもらいたいですね。