こんにちは、yumiです。
Twitterの機能として搭載されている「リツイート」。これは他ユーザーのツイートを再投稿できる機能で、ボタン1つで簡単に”気になったニュース”や”面白いツイート”を自分のフォロワーのタイムラインに流すことができます。
Facebookでは「シェア」というリツイートに似た機能があり、他のSNSでも同様の機能が搭載されていることが多いですよね。
そんなリツイートですが、なんと「リツイートすればするほど理解力が低下する」という驚きの調査結果が出たようですよ…(;´Д｀)
リツイートは理解力の低下を招く？
Twitterに搭載されている「リツイート」は、ボタン1つで簡単に他ユーザーのツイートを自分のフォロワーに共有できる機能。
最近では出来事の話題性を表す言葉として「◯万リツイートされた画像」「◯万リツイートされ炎上…」というような使われ方もしますよね。また、「自分ではつぶやかないけど、面白いツイートや気になるニュースをリツイートすることはある！」という方も多くいます。
そんなリツイートですが、「リツイートすればするほどその内容に関しての理解度が低下する」というなんとも怖い調査結果が明らかになりました。
米コーネル大学と中国の北京大学は、共同研究として「リツイートと精神的能力（理解し回想し、内容を有益に利用するよう支援する能力）の関連性」について調査。
研究は2つのグループに分けた学生を対象にして行われました。中国版Twitterの「微博（ウェイボー）」にてメッセージを送り、
- グループA：リツイートするか、次に送るメッセージを読むか、選択肢を与える
- グループB：リツイートせず、すぐに次のメッセージを読むよう指示
とし、その後学生たちにメッセージの内容をどの程度理解したか内容についてテストしたところ、（リツイートすることが認められていた）グループAはグループBに比べ、誤答が約2倍もあったそうです。
さらにメッセージ内容の理解度も非常に低く、「リツイートしたメッセージが何についての話だったかは覚えているものの、内容については理解していない」ということが分かったんだとか…。
この結果の原因については分かっていないものの、研究チームは「認知過負荷」が理由ではないかと推測。これは「内容を理解する」ことよりも「共有（リツイート）するかどうかについての決定」の方が優先されているのでは…ということだそう。
コーネル大学の教授は、「メッセージ1つだけで考えれば小さなことかもしれないが、これが積み重なれば状況は変わる」とコメント。
ユーザーとしては「リツイートしただけで大袈裟なｗ」と思ってしまいますが、今まで何度も「内容をきちんと理解していない多くのユーザーがリツイートし、結果デマが拡散される…」なんて炎上事件があったことも考えると、この調査結果も理解できる話かもしれません…。
まずは内容をきちんと理解してからリツイートボタンを押すように心がけたいですね！
