こんにちは、yumiです。
なんらかの不祥事をキッカケに爆発的に注目を集めてしまう、いわゆる「炎上」。
今まで炎上加担者は「社会的弱者が多い」と言われてきましたが、なんととある調査で「年収の高い子持ち男性が多い」という分析結果が出たそうΣ(゚Д゚)
一体どういうことなのか詳しく見てみましょう!
そもそも「炎上」って?
そもそも「炎上」とは、なんらかの不祥事をきっかけに爆発的に注目を集める状況のこと。例えば今まであった事例では、
- スーパーのアイスクリーム用冷凍庫に入る
- 飲食店で働くアルバイト従業員が冷蔵庫に入る
- 飲食店に置いてある醤油差しを咥える
など、その様子をSNSに投稿し炎上しました。
これら事例は炎上だけでは済まず、それぞれの当事者は
- スーパーのアイスクリーム用冷凍庫に入る→通っていた専門学校を退学
- 飲食店で働くアルバイト従業員が冷蔵庫に入る→2,000万円の損害賠償が請求される
- 飲食店に置いてある醤油差しを咥える→法的処分が検討される
と「単なる悪ふざけ」に終わらない事態に…。
そもそも「炎上」は2004年頃から一般的に認知されるようになり、TwitterなどのSNSの普及につれ増加。正確な数字は不明なものの、およそ年間60〜70件の炎上が起きているそうです。
さてそんな炎上ですが、一体誰が最初に火をつけ、燃料を投下しているのか…最近の調査でなんと「年収の高い子持ち男性」というのが分かったそうですΣ(゚Д゚)
炎上加担者は年収の高い子持ち男性?
2014年11月にマイボイス社がインターネット上で20歳上の男女1万9,992人を対象に行なった「インターネットの利用に関するアンケート」のデータを利用し、国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの山口真一助教が「ネットで炎上に加担しやすい人」の傾向をまとめた研究が行われました。その結果、炎上に加担しやすい人の傾向として、
- 女性よりも男性
- 子どもと同居している
- 個人年収や世帯年収が高い
- ネット上で嫌な思いをしたことがある
- 平日にSNSの利用時間が長い
- 掲示板に書き込むことがある
- ネット上では避難しあっていいと考えている
というのが分かったそう。
今までは「炎上に参加するのは社会的弱者だろう」と言われてきましたが、真逆の結果に…。
さらにネットニュース編集者の中川淳一郎氏は「ネットが炎上すると世の中の大半の人がそういう意見なのかと思いがちだが、実はほんの一部の意見。実際には1,000人に1人のユーザーがしつこく書き込むだけで炎上してしまうという研究がある」と指摘。
年収が高く子どものいる男性の0.1%が炎上加担者となる場合が多い…ということなのかもしれません。
最近では熊本地震後に、笑顔の写真をSNSに投稿した芸能人が「不謹慎だ」と炎上(いわゆる「不謹慎狩り」)したことも。
ただしこれについてはネットでも「過剰な自粛をする必要はない」「他人にまで自粛を求めるな」と賛否両論でした。
とは言え週刊ダイヤモンドの調査によると、自然災害などがあった際に笑顔の写真を投稿する、レジャーに参加するなどを「不謹慎だ」と批判する人に対して、約3割の人が「理解できる」と回答したそう。
人それぞれ考えは異なりますが、自分が炎上の当事者とならないようSNSに投稿する際は、
- 違法行為をしない/投稿しない(例:飲酒運転した等)
- 違法行為を擁護しない(例:飲酒運転ぐらい誰でもやってる等)
- 人の気分を害す可能性のある投稿をしない(例:◯◯はクソ、それが好きな人間もバカ等)
- 投稿する前に冷静になる
といった点に注意して、楽しくSNSを使うようにしたいですね…!