こんにちは、yumiです。
昨夜発生した熊本地震。自民党はすぐに対策本部を設置し、早朝には安倍晋三首相が記者会見を開くなど早急な対応をしていましたが…その裏で民進党の公式Twitterがずさんな対応をとっていたとして批難が集まっています。
一体なにが起きていたのか…一部始終を見てみましょう。
民進党、Twitterで酷すぎる対応
キッカケは、とあるTwitterユーザーが民進党の公式アカウントに対し「東日本大震災時の自民党のような対応を望みます」と要望を出したことから始まりました。
民進党はすでに該当ツイートを削除しているため、やり取りの一部始終を会話形式でお伝えします。
ユーザーA「東日本大震災時の自民党のような対応を望みます」
民進党「それじゃあダメでしょうね。」
ユーザーB「何がだめなのでしょうか。東北大震災の時、野党だった自民は議員が個人で被災地に駆けつけ支援したり青森港すぐに開けて物資輸送船が行けるようにしたり裏ルートで米軍と話つけてたりしてましたが?民進党独自で出来ることないんですか?」
民進党「未曾有の大災害の中、行政の手がゆき届かない中で、それは与野党なくどの党の議員もさまざまなチャンネルを駆使してやっていたことです。それを自分の党だけの手柄のように後から宣伝するようなことは慎まなければなりません。」
ユーザーC「…………ひどい。 なんでそんなこと、安易にツイートできるのでしょう? 災害対応には与野党なく政府を支え支援すべきですし、実際当時の自公は国会論戦や政局を置いておいて、休戦して、様々協力してたと思いますの。」
民進党「多くの議員が与野党なく災害対応に協力した中で、一部の自民党の有力議員が原発対応についてデマを流して政権の足を引っ張ったのも有名な話です。」
ユーザーD「はあ?お前ら元民主が自民より後になってから災害対策本部を設営したのを忘れてねえぞ?」
民進党「当時の政権が民主党政権だったことをお忘れですか?」
以上がおおまかなやり取り(すべて原文ママ)。
最大野党の公式アカウントという点を活かして震災の情報提供などをするべきにも関わらず、一般ユーザーに対して喧嘩腰の対応で批難が集まってしまいます。
一連のやり取りを見かねたユーザーCさんが、民進党の玉木雄一郎議員に対し「こういうときに批判や苦情は言いたくないのですが、民進党広報のアカウントが酷いと思いましたので、苦情を申し上げました」とツイートし、注意を受けた民進党の公式アカウントはここでようやく謝罪しました。
しかしこの後、「一連のツイートをした担当者を公表して欲しい」というユーザーをブロックするという暴挙に…。これらも合わせて非難される原因となってしまっているようです。
この騒動を受け民進党の枝野幹事長は「党の見解ではない個人の見解を職員が書き込んだ」と国会内の記者団に対し説明していますが、「民進党」としてTwitter上で発言をしている限り「個人の見解」と言えるのか…ちょっと疑問ですね。