こんにちは、yumiです。
Amazonに食べログに価格.comに…特定の商品やレストランなどを調べる時に気になるのが、実際に使った人や食べた人のレビューですよね。評価が良いと購入や来店にも弾みがつきますし、参考にしている方も多いはず。
しかしこれだけのレビューがあれば、中には「やらせレビュー」も存在するんじゃ?と頭をよぎりますが…。
どうやらとある大阪の会社が「報酬を受けて月に150件のやらせレビューを書いていた」という行為で楽天から提訴され、事実を認めたようですよ(;´Д`)
やらせレビューが横行?
事の発端は2014年1月。楽天は、楽天市場内の特定の店や商品のレビューを、同じPCから複数のIDを使って繰り返している行為を発見。
詳しく調べたところ楽天市場に出店している121店舗が、月に8万円を支払って150件の「やらせレビュー」を書き込んでもらう契約を大阪のシステム開発会社と結んでいたことが分かったそうです。
そのやらせレビューの数はなんと11万4,327件にものぼっていたんだとか…。
楽天は約2億円の支払いを求める訴訟を起こしましたが、結果的にシステム開発会社が「対価を得てやらせレビューの書き込みをしていた」と認め、楽天に1千万円を支払うことで和解が成立したそうです。
ちなみに楽天市場では、実際に商品を購入しないとレビューができない仕様になっていますが、訴えられた会社は購入履歴も偽装していたようですよ…。
一体どのような謳い文句でやらせレビューを店側に提案していたのか、その会社のHPを見てみましたが残念ながら「Not Found」となっていました(;´Д`)
しかしこうなると気になるのが、「本当にその会社だけなの?」という点ですよね…。
実際、「食べログ」でも2012年頃にやらせレビューが問題になりましたし、米Amazonでも対価を受け取って嘘のレビューを書いたユーザー1,000人以上を相手に訴訟に踏み切った、なんてこともありました。
その商品の実物を見ないまま「購入するかどうか」の重要な参考になるレビューですが、そのすべてを「嘘なのか」「嘘じゃないのか」を運営元が精査することは不可能に近い気がしますし、結局はユーザー側の判断力が必要なのかもしれません。
かの名言を引用すると「嘘を嘘と見抜けない人には難しい」ということなのでしょうか…。