こんにちは、yumiです。
IT市場専門のリサーチ・コンサルティング企業である「MM総研」が、フィーチャーフォン・スマートフォン・MVNO(格安SIM)などの月額料金とサービス利用実態を調査、発表しました。
それによると、大手キャリアユーザーの平均月額料金はなんと格安SIMユーザーの約3倍!さらにスマホユーザーの月間平均通信量は◯◯GB…など気になる情報が盛りだくさんですよ。
乗り換えを考えている方にも役立つと思うので、ぜひチェックしてみてください!
スマホ月額料金とサービス利用実態
今回MM総研が発表したのは、フィーチャーフォン・スマートフォン・MVNO(格安SIM)の
- 平均月額利用料金
- 1週間の平均通話時間
- 1日の平均通信サービス利用時間
- 月間平均通信量
の4項目。
ということで真っ先に気になる、平均月額利用料金(※1)の平均値から見てみましょう!
- フィーチャーフォン:3,260円
- スマートフォン:6,283円
- MVNO(音声通話付):2,072円
- MVNO(音声通話なし):1,552円
大手キャリアのスマートフォンと比較すると、音声通話付のMVNOでも約3分の1、音声通話なしの場合はなんと4分の1ほどの料金に…こんなに違うんですねΣ(゚Д゚)
※1 月額料金は通話料、データ通信量、オプション料(紛失時などの保証サービスやコンテンツサービス料を含む)の合算となっています。端末の割賦代金は含まれていません。
続いて1週間の平均通話時間(※2)は、
- フィーチャーフォン:19.9分
- スマートフォン:23.5分
- MVNO(音声通話付):5.9分
圧倒的にMVNOが短い!
「話し放題」や「無料通話分」などがついているキャリアのプランに比べ、MVNOのほとんどはそういったプランがついていないので、通話時間はその分減るのかもしれませんね。
私もMVNOユーザーなんですが、もしかしたら月間で5分も通話していないかもしれません…w
※2 この通話時間は、LINE電話やFace Time、Skypeなどのデータ通信を利用したIP電話サービスは含みません。
そしてメールやインターネットブラウジング、ゲーム、動画視聴などを行う「1日の平均通信サービス利用時間」は、
- フィーチャーフォン:67.8分
- スマートフォン:179.2分
- MVNO:155.2分
という結果に。フィーチャーフォンはさすがに短時間となりましたが、スマートフォン・MVNOユーザーの方は1日のうち2時間半以上使っているんですねぇ…。
ちなみにこの利用時間を4つの用途別に長い方からランク付けすると、フィーチャーフォン、スマーフォン、MVNOのすべてで
- 情報収集(ネット閲覧、ニュースなど)
- エンタメ(ゲーム、動画視聴など)
- コミュニケーション(メールの送受信、SNSなど)
- その他(アプリのDLやオンラインストレージなど)
という順になったそうですよ。
最後に、乗り換えの際の参考にもなる月間通信量(※3)は平均4.31GBで、中央値は3GBだったとのこと!
※3 月間通信量の調査対象は大手キャリアのスマホユーザーで、「分からない」「ゼロ」「30GBより上(外れ値として対象外)」を除いた数字となっています。
さらに詳しく見てみると、
- 1GB以下:19.6%
- 〜2GB以下:21.4%
- ~3GB以下:13.3%
で、約54%のユーザーが月間通信量は3GB以下だったそうです。
1日に3時間弱ネット閲覧や動画視聴をしているのにも関わらずこの通信量ということは、Wi-Fiを駆使している方が多いのかもしれませんね。
ということで、スマホの利用実態についてご紹介しました。
昨年9月時点でのスマホ契約は7,237万件で、そのうちMVNO契約数はたった4.4%の321万件だったそう。とは言え、LINEもMVNO事業への進出を発表していますし、これからさらにMVNOに注目が集まりそうですね。
かみあぷでは度々MVNOについてご紹介していますので、乗り換えをお考えの方はぜひ参考にしてみてください!