ども!ともぞうです。
先週の金曜日は4月1日のエイプリルフールということで、かみあぷではゲームアプリのリリースをネタにお伝えいたしましたが、他のサイトや企業の気合の入りっぷりはすごかったですよね。
そんなエイプリルフールネタですが、企画した側はエイプリルフールのネタだったつもりでも洒落にならなかった企画もあったようですよ。
今回は残念ながらしくじっちゃった、エイプリルフールネタをまとめてご紹介いたします!
映画オデッセイのパロディで時事ネタのつもりが炎上「映画.com」
今年のエイプリルフールの中でも一番騒ぎになってしまったのが、「映画.com」。
火星に取り残された搭乗員が生還するまでの物語を描いた映画「オデッセイ」をネタに時事ネタを掛けたものだったのですが、学歴詐称で話題となったショーンK氏や
過激な発言でなにかと話題の、アメリカ大統領選の候補ドナルド・トランプ氏をネタにしていました。
さらに強烈だったのが、「One more things…」と出て、
続くのがベッキー?の画像。LINEのやり取りの流出などで話題になってしまいましたが、これは笑えません…。
さすがにゴシップで話題になった方をいじったのが強烈過ぎたのか、すぐに炎上騒ぎとなってしまい、最終的には記事は非公開となり謝罪文が掲載される事態にまで発展してしまいました。
映画.comといえば過去にはエイプリルフールで「Facebook」ならぬ「Forcebook」というSTARWARSキャラクターのSNSネタを公開しており、クオリティが高かったのが記憶にあるのですが、またそういう映画ファンをくすっと笑わせてくれるネタを来年はお願いしたいですね。
Googleはいくつか仕込んだネタの中でGmailのネタで炎上
Googleも毎年凝ったネタをエイプリルフールに公開してくれるのですが、今年は「物理式フリックキーボード」を紹介動画付きで出していました。
動画の作り込みといいさすがGoogle〜なんて思っていたのですが、その影でも数多くネタを仕込んでいたようで、その中のGmailに仕込まれた機能が問題となったようです。
その問題の機能とは、Gmailの送信ボタンの横に置かれたマイクが落ちている絵のアイコンの「Mic Drop」。
このボタンを押してメールを送信すると、ミニオンがマイクを落とすGIF画像が添付され、「受け取った側は返信しても相手に届かなくなる」というもの。
このマイクを落とすというしぐさは、「もう語ることはない」「はい、論破」と言った意味合いだそうで、本当かウソか分かりませんが、とあるユーザーがこれで上司にメールを送っちゃってクビになったとかならないとか…。
ましてや送った相手は返信が出来ないと来ているので、ユーザーからの苦情が殺到しGoogleは謝罪の上、この機能をオフにしたそうです。
いくらエイプリルフールだったとはいえ、突然知り合いや友達から「もう話すことはない」とも言えるGIF画像が来たらイラッときちゃいますよね。
エイプリルフールの炎上ネタをエイプリルフールネタに
最後にご紹介するのは騒ぎになったエイプリルフールネタではないのですが、思わず引っかかりそうになったネタをご紹介いたします。
サイトはこちらなのですが、内容としては内閣庁宣伝局のホームページが「国民の皆様へ~マイナス消費税導入のお知らせ」をエイプリルフールネタにして大炎上している…というもの。
一瞬、うわー政府もエイプリルフールネタに乗っかってやっちゃったか…と素直に信じちゃったのですが、実は「エイプリルフールネタでの炎上」をエイプリルフールネタにしたものだったんです。
ネタ元となる記事の画像やリンクがなかったり、最後の一文で「皆様、良いエイプリルフールを。」と書かれておりヒントは散りばめられているのですが、危うく信じてしまうところでしたよ。
まさにしてやられたり…ということで、年々エイプリルフールのネタも凝ったものが増えてきて「どれが本当でどれがネタ」なのか分からないことも多くなってきました。
見る側としては、せめても本当かウソか分かるような表示はどこかに入れてほしいものですね。