最新版のLINE(バージョン5.10.0)のアップデートにて、以前から話題になっていた「クローンiPhone」による同一アカウントへアクセスできる問題が解消されました。LINE Corporationのプレスリリースにて伝えられています。
今後はトーク画面に第三者がアクセスし、スクリーンショットを撮影して内容が流出してしまう……といったことも無くなると思われます!
今使っている端末だけでなく、古いiPhoneも必ずアップデートを
ベッキーさんと川谷絵音さんの不倫騒動でLINEのやりとりが流出したことで、どうやってそのやり取りを入手したのか話題になったのは記憶にあたらしいところですよね。
基本的にLINEは1端末で1アカウントが原則でしたが、複数端末からのアクセスが有効化されてしまうiPhoneおよびiTunesの仕様上の問題がありました。
以前かみあぷでも検証して再現できたのですが、LINEのやり取りを見たいiPhone端末が手元にあり、
そのiPhoneのパスコードが分かっている場合ですが、この端末のバックアップを実行。
取ったバックアップデータを別のiPhoneで復元してしまえば、クローン端末ができちゃうんです。
こうすれば元のバックアップを取ったiPhoneでLINEを使えば、バックアップから作ったクローン端末でも同じLINEのやり取りが届いてしまうという訳。
ただし実際には相手に気付かれないよう端末を入手し、パスコードを突破した上でバックアップを取らなければならず、余程近い人間でなければ実行は難しいんですけどね…。
今回リリースされた最新版LINEでは、この手順でのアカウントへのアクセスができないよう仕様変更され、安心してLINEを利用できるようになっています。
実行が難しいとはいえ、仕様上できてしまうのは気持ちが良いものではありません。今使っている端末はもちろんの事、もし以前使っていた端末をそのまま保存しているならそちらも合わせてアップデートをしておきましょう!