着信を受けた覚えがないのに不在着信の表示があって、確認すると非通知だった…こんな経験皆さんもありますよね。
そこで今回はこの非通知の正体はなんなのか?を解説するとともに、このような非通知がかかってきた時に着信拒否する方法を各キャリア別にご紹介します。
今まで非通知の着信履歴でモヤモヤしていた方は、これで解決ですよ!
非通知のワン切りが増えた理由とは
ワン切りと呼ばれる1コールだけですぐに切ってしまう電話がかかってくることがありますが、これは着信履歴をもとに折り返し電話をかけさせ、アダルト系サービスなどに接続して高額な料金を請求する架空請求の一種です。
このワン切りは相手に電話をかけさせるのが目的なので、基本的に電話番号の通知されされますが、最近多くなっているのは非通知のワン切り。
非通知だとかけ直す事が出来なくて架空請求には使えないし…一体何の為にこんな事をやっているのか不思議になりますよね。
実はこれ、その電話番号が生きているかどうかを業者が確認しているんです。
その電話番号がちゃんと繋がるか、それとも現在使われておりませんになるか。ただそれさえ分かれば良かったから、非通知でかけてきたと言う訳なんですね。
この時のデータは与信調査に使われるだけのようなので、直接的に被害を被ることはなさそうですが、個人情報を探られてるみたいでちょっと気味が悪いもの…。
そこで今回は、キャリア別に非通知番号を着信拒否にする方法をご紹介したいと思います。
各キャリアの設定方法
それでは、docomo、au、SoftBankの各設定方法を見ていきましょう。
docomo
まずはdocomoから解説。
非通知の番号を受信しないようにするには、「番号通知お願いサービス」を電話で設定する必要があります。これを設定すると「この電話番号に電話をかけたいなら、非通知を解除してね」と相手にアナウンスされるようなり、非通知の着信がされにようになるんです。
このサービスを使うにはまず、『電話』アプリから「148」に発信。
音声案内に従いキーパッドで「1」を入力すれば、「番号通知お願いサービス」をオンにすることが出来ます。
これで以降は非通知でかかってきても電話はなりませんし、着信履歴にも残らないようになりました。もし何かの理由で設定を解除したい時は上記と同じように「148」を押した後、「0」で解除することができますよ。
au
お次はau。こちら「番号通知リクエストサービス」という名称になっていますが、内容はdocomoの「番号通知通知お願いサービスサービス」とほぼ同じもの。
ただし、そのやり方はdocomoよりもはるかに簡単。『電話』アプリで「1481」に発信するだけでOKです。
docomoより手順が少ないので簡単に設定できるのがうれしいところ。もし解除したくなったら「1480」に発信すればOKです。
SoftBank
最後に紹介するのは、SoftBankの「ナンバーブロック」。
先にあげたdocomoの「番号通知お願いサービス」やauの「番号通知リクエストサービス」と違い、残念ながら月額100円の有料制になっています。
設定するには、「144」に電話して、キーパッドで「1」を入力。
続いて「#」を押して、お断りガイダンスから再度「#」を入力すれば設定は完了です。
このサービスは登録した番号を着信拒否する機能も含めたもので、これだけならiPhoneの標準機能でもキャリア関係なしにできるのですが、ソフトバンクで非通知を拒否する場合にはこのサービスを使わざるを得ないというのが現状。
他のサービスに比べてちょっと操作が面倒なうえ有料ですが、大量の非通知電話に困っているならば是非とも使っておきたいところです。
まとめ
という訳で今回は、キャリア別に非通知の電話を受け取らない方法をご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか?
これで今までモヤモヤしていた非通知の着信履歴を見ることもなくなり、何の電話だったんだろう?と気にすることもなくなりますね。
ソフトバンクは有料なので迷いどころですが、docomo・auの方は無料で設定できるので気になっていた方はぜひこの機会に設定してみてくださいね!
※企業などの場合、非通知で電話がかかってくる場合もあるので非通知拒否サービスのご利用はご自身の状況に応じてご判断下さい。