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映画公開前に予習しておこう!実はあまり知らない「スティーブ・ジョブズ」の歴史と功績

小技
Photo credit: Annie Bananie Angel soon via Visualhunt.com / CC BY

Apple社の大物たちから批判されたり、かと思えばアカデミー賞にノミネートされたり…と話題を呼んでいる映画「スティーブ・ジョブズ」。日本では2月12日に公開が決定しており、今から楽しみですよね〜(´∀`*)

しかしジョブズがiPhoneの生みの親というのは知っているけど、一体ほかには何をしてきた人なんだろ…と意外と知らなかったり。

そこで今回は、ジョブズの歴史とその功績を振り返ってみたいと思います!

ジョブズってどんな人?

2月に公開される映画「スティーブ・ジョブズ」では、iPhoneを発売する前の1984年〜1998年のジョブズについて描いているそう。初めてiPhoneが発売されたのは2007年なので、それよりもずっと前のことですね。

もちろん映画で描かれている時期も一部の人からは絶大な人気を誇っていたジョブズですが、日本ではPCよりワープロが主流で、1995年に「Windows 95」が発売されようやく家庭でもPCが徐々に普及していった…という時代でした。

そのためジョブズという人物が日本で有名になったのは、映画で描かれている時期よりももっと後。そこで今回は、わたしたちがあまり知らないジョブズという人物についてご紹介したいと思います!

Apple設立〜退任

1955年に生まれたジョブズは、1976年にスティーブ・ウォズニアックという友人とともに、ホームコンピュータ「Apple I」を開発。その後「Apple II」を開発し、これが大当たり。

みなさんご存知のApple社を立ち上げて株式を公開し、莫大な資金を手に入れます。そして1984年に「Macintosh」を発売。

今のiPhoneにも通じる「直感的な操作」はもちろんのこと、そのCMも革新的で当時の人々を驚かせました。そのCMがこちら⇓

話題をさらいこのまま順調にAppleが成長していくか…と思いきや、ジョブズはMacintoshの需要予測を誤り、膨大な在庫を抱えてしまいます。

その結果、Appleは初めて赤字を計上し従業員の20%を解雇するという事態に。取締役会では「この原因を作ったのはジョブズだ」と、1985年にジョブズはAppleをクビになってしまいます…。

ピクサーとNeXT設立〜Appleに復帰

Appleを追い出されてしまったジョブズ。しかし早くもその年、教育やビジネス向けの高性能コンピューター(ワークステーション)を開発、製造する会社「NeXT」を創立します。

さらに1986年には、ルーカスフィルム社のコンピュータ・アニメーション部門を1,000万ドルで買収。これが後に「トイ・ストーリー」や「ファインディング・ニモ」などを製作するあの有名な「ピクサー」

ちなみにピクサーは2006年にディズニーに買収され、ジョブズもディズニーの役員に就任したんですよ。常に黒シャツ&ジーンズのジョブズがディズニーに関わっていたとは…驚きですよねw

さて話が少しそれましたが気を取り直して。ジョブズがいなくなったAppleは徐々に経営が傾き始め、次期Mac OSの技術を外部に求め始めます。

それを聞いたジョブズは、NeXTで開発していた技術をAppleに売り込み、その結果AppleはNeXTを買収。こうしてジョブズは1996年、無事Appleに復帰しました。

Apple復帰〜CEO就任

復帰後の1998年、ジョブズはiMacを販売。それまでのPCは無骨な外見が当たり前でしたが、スケルトンでデザイン性に優れたiMacは大ヒットし、「Appleの復活」を人々に印象付けました。

Photo credit: Marcin Wichary via Visual Hunt / CC BY

そしてジョブズは、復帰以来ずっと断っていたCEO就任を2000年に受諾。2001年にはiPodとiTunesを発表し、音楽業界に参入していきます。

初代iPhone発売〜死去

その後はみなさんも記憶に新しいところですが、2007年に初代iPhoneを発表。しかしジョブズはというと、翌年iPhone 3Gを発表した時にはすでにガンの転移があり、容体は深刻なものでした。

Photo credit: Yutaka Tsutano via VisualHunt.com / CC BY

手術などを経て一旦は体調が回復したものの、2010年に悪化。2011年にはティム・クックを後任に指名し、ジョブズはCEOを辞任します。

そして10月4日、iPhone 4Sが発表された翌日に56歳という若さで死去。

Apple Ⅰに始まり、Apple Ⅱ、Macintosh、iMac、iPod、iTunes、iPhone…と、革新的な製品を次々に生み出したジョブズ。ちなみに2月公開の映画「スティーブ・ジョブズ」では、

  • 1984年のMacintosh
  • 1988年のNeXT Cube
  • 1998年のiMac

といった製品発表会の「直前40分の舞台裏」が描かれているそうですよ。

Photo credit: jmsmytaste via VisualHunt / CC BY-NC-SA

ということで、ジョブズの歴史とその功績をご紹介しました。

もちろんAppleは今でも世界有数の企業ですが、「もしジョブズが生きていたらどうなっていたんだろう」と思っていましますね…(´Д⊂

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