ども!ともぞうです。
iPhoneのメモリ解放について、かみあぷでは定番から話題の方法での効果、再起動とRAMクリアの比較を2回に渡ってお送りしてきました。
さてその3回目は読者様からリクエストをいただいた、「メモリ解放」アプリの実力を調査してみたいと思います!
その実力はどんなものなのか、結果にご注目ですよ!
再起動と有名メモリ解放アプリ2つで調査
今回のメモリ解放アプリの検証にあたっては、前回の検証で効果の高かった「再起動」と有名メモリ解放アプリの2つで実力調査をしたいと思います。
使うアプリの1つ目は、今までの検証で空きメモリの確認にも使っていた『iMemoryGraph』。アプリは無料ですが、メモリ解放機能は設定の「広告の削除」のアドオンを購入することで使えるようになります。
2つ目のアプリは『iMemoryGraoh』と並んで、メモリ解放アプリとしては有名な『SySight』。こちらは表向きはメモリ解放は出ておらず、URLスキームを使うかウィジェットで使えるようになっています。
以上2つのアプリに加え、iPhoneの再起動によるメモリ解放効果の数値を比較していきます!
メモリ解放効果の計測手順
今回のメモリ解放の効果を確認する手順は、以下のようにやっていきます。
- マルチタスクのアプリを全部消す
- iPhoneを再起動
- 『Twitter / かみあぷ / App Store / Facebook』と『iMemoryGraph』『SySight』を起動
- ウィジェットで空きメモリ量を確認
- ウィジェットからメモリ解放
- ウィジェットから空きメモリ量を確認
- 1に戻る
以上の手順を5回繰り返して、メモリ解放実施前・実施後の空きメモリ量を記録しその差を平均した数値で比較。
またメモリ解放アプリによって、そもそもの空きメモリ量の数値に差が無いかを見るため、両アプリの数値も比較していきます。
※今回はメモリ解放効果をより正確に図るため、毎回再起動することでできるだけiPhoneの状態を揃えるようにしています。
では、早速検証していきますよ〜!
iPhoneの再起動による効果をチェック!
最初にチェックするのは、今までの検証でも高い効果を発揮していたiPhoneの再起動によるメモリ解放。
結果はこんな感じに。
5回試したメモリ解放効果の平均値は607.5MB。今までの検証とだいたい同じ数値となっていますが、さてアプリはどうなのか続けて見ていきますよ〜。
『iMemoryGraph』の実力をチェック!
アプリの先頭バッターは『iMemoryGraph』。こちらアプリからもメモリ解放機能を使えるのですが、今回はより手軽なウィジェットから使えるメモリ解放機能を使っていきます。
メモリ解放は通知センターを開いて、ウィジェットからポチッと押すだけ!さてその結果は!?
5回試した効果の平均値は770.6MB。なんと『iPhoneの再起動』を上回る結果になりました!
そして『iMemoryGraph』と『SySight』との数値差ですが、計測時の数値には若干差はあるもののメモリ解放効果で見るとほぼ同じ数値に。
ということは、この空きメモリの数値は信じて良いと言えそうですね。
『SySight』の実力をチェック!
お次は、もう1つのメモリ解放アプリの『SySight』。
『SySight』は『iMemoryGraph』と違い、基本的にはURLスキームで実行するのが基本だったのですが、ウィジェット対応と同時に長押しすることで直接メモリ解放機能が使えるようになりました。
このウィジェットでのメモリ解放機能を使って試した結果はこちら!
5回試した効果の平均値は975.25MB。アプリでのメモリ解放なら大して変わらないと思ったのですが、まさかの『iMemoryGraph』を超える結果となりました。
同じメモリ解放アプリなのに、差がでるんですね〜。
メモリ解放効果のまとめ
さてもう答えが出てしまっていますが、今回試したメモリ解放効果を並べてみたものがこちら。
メモリ解放に一番効果があったのは、平均975.25MB989MBだった『SySight』でした。
再起動やRAM解放アプリも良いのですが、ウィジェットからサクッとメモリ解放出来ると便利なのは事実。iPhoneがもっさりしがちな方は、メモリ解放アプリを使うのも手ですよ!
2016年1月18日追記
記事内の表にて計算値の誤りがございました。お詫びして訂正いたします。