こんにちはkimiです。
iPhoneやMacはその他のOSに比べて安全と言われていますが、なんと2015年のソフトウェア別の脆弱性の数で、Mac OS XとiOSが1位2位にランクインしたんだとか…!
もちろん脆弱性はAppleによって随時修正されていますが、我々が行うべき対策も一緒にご紹介します。
脆弱性の数自体は問題ではない、ものの…
iPhoneを毎日使っている我々からすると驚きの結果となってしまいました。
VentureBeatがCVE発の情報として伝えたところによると、昨年2015年に発見された脆弱性の数はメジャーなソフトウェアの中でMac OS Xが1番目に、そしてiOSが2番目に多かったそうです。
VentureBeatには50位までが書かれていますが、ここでは10位までをご紹介しましょう。
- Mac OS X
- iOS
- Flash player
- Air SDK
- Air
- Aid SDK & Compiler
- Internet Explorer
- Chrome
- Firefox
- Windows Server 2012
10位までを見てみると、まずMacとiOSが入り、その次にFlash他Adobe系のソフト、そしてIEを筆頭とするブラウザ系が並んでいます。
その他、19位にSafari、20位にAndroid、25位にiTunes、35位にWindows10がランクイン。
WindowsやAndroidはセキュリティー対策の重要性がよく言われていますが、10位より下の結果となっています。
なお昨年の上位5位は以下のようなランキングでした。iOSが悪い意味で躍進しちゃっていますね…><
- Internet Explorer
- Mac OS X
- Linux Kernel
- Google Chrome
- iOS
さてMac、iPhoneユーザーにとっては怖い結果となってしまいましたが、私たちができる対策というのはあるのでしょうか…?
私たちができる対策とは
脆弱性の数が多ければセキュリティー上のリスクは高まりますが、速やかに開発元がアップデートを出し、ユーザーがインストールすればそこまで深刻な問題ではありません。
ということで私たちができる対策1つ目は、iOSは常に最新にしておくこと。
そしてiPhoneに関してはApp Storeからしかアプリをダウンロードできないようになっているので、その時点でAppleが認識しているセキュリティー上問題のあるアプリは審査が通りません。
App Store以外からアプリをダウンロードしない、Appleが意図しない操作を行うジェイルブレイク(脱獄)はしない、というのが2つ目の対策と言えそうです。
一部アングラサイトなどでApp Storeを介さないアプリのインストールを行わせようとするサイトもあるようですが、そう言ったサイトも絶対に利用しないようにしましょう。
セキュリティーの専門家ではない我々が未知の脆弱性に対してできることはあまり多くないのが実際のところですが、iPhoneにおけるセキュリティー対策の基本となることは知っておいてもいいかもしれません。
ロック画面やSafari、パスコード、Apple IDなど、iPhoneを使うにあたってのセキュリティ対策をまとめた記事を公開しているので、ぜひこちらも合わせて読んでみてくださいね!