こんにちは、SHANです。
先日、iPhoneがサクサクになる効果的な方法について幾つかの方法を実際に検証しましたが、読者様から「ネットで話題のRAMクリア方法の効果は?」という声を頂きました。
そこで今回は、iPhoneの再起動とこちらのRAMクリア方法、どっちがよりiPhoneがサクサクになるか=メモリをクリア出来るのか、実際に検証してみたいと思いますッ!
そもそもRAMクリアって?
今回ご紹介する「RAMクリア」とは、iPhoneを再起動させることなく約10秒程度で動作をサクサクにしてくれるという新しいメモリ解放法。やり方はカンタンで、
- スリープボタンを長押しして電源を切る直前の画面にする
- その状態でホームボタンを長押しする
- ホーム画面に戻ったら「RAMクリア」完了
といった手順を行うだけ。
そこで今回は、前回の記事で効果が大きかったiPhoneの再起動と、このRAMクリアで検証したいと思います!
※前回の記事で一番効果があったのはiPhoneの「強制リセット」ですが、こちらはデータの消失などの可能性があるため、本記事では「強制リセット」と同程度効果的だった「再起動」で検証していきますm(_ _)m
計測の手順について
今回も前回同様『Twitter』『かみあぷ』『App Store』『iMemoryGraph』『Facebook』計5つのアプリをバックグラウンドで開いた後、
- 再起動する方法
- RAMクリアする方法
を「試す前」と「試した後」でフリー(空き)数値がどれだけ増えたか、『iMemoryGraph』でそれぞれ5回測定した平均値から検証します。
では早速見てみましょう!
「再起動」を実際に試してみた!
まず前回高いメモリ解放効果をみせた「再起動」ですが、今回5回ずつ行い平均を出したところ…、
平均の増加メモリは521.1MBという結果に。やはり効果てきめんですね〜!
はたして「RAMクリア」はこの数値を超えられるのか…見てみましょう。
「RAMクリア」を実際に試してみた!
面倒な「再起動」よりもその効果はあるのか?実際に5回ずつ計測してみると…、
なんと平均増加メモリは190.7MB…再起動と比べるとその差は歴然。これはかなり残念な結果となってしまいました(´Д⊂
まとめ
ということで今回の検証では「再起動」と比べて「RAMクリア」は効果なし!という残念な結果となってしまいました。
とは言え「RAMクリア」では面倒な電源を入れ直す作業も無いので「iPhoneがちょっと重いな」と感じた場合に試すぐらいなら使ってみるのもアリかもしれません。
ただしバックグラウンドで開いているアプリのメモリもクリアされるため、必ずゲーム等はセーブしてから行うよう注意してくださいね!
※バックグラウンド更新のオン/オフなどの設定や使い方などによっては今回の検証結果と違う数値が出る可能性がある点、ご了承くださいm(_ _)m