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【豆知識】451エラーページ登場!…ってそもそも「404」とか「503」ってなに?

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ごきげんよう、菊太郎です。

ネットサーフィンをしていると、たまーに見かける「404エラー」や「404 Not Found」といった表示。なんとなく「消した(消された)ページなのかなぁ?」とは思うものの、それが一体なんなのかってよく分からないですよね。

そんな中、定番の404に続き「451エラー」が登場したとのこと。一体この数字にはなんの意味があるのでしょうか?そして404とはなにが違うのでしょうか?

そこで今回は、この数字について分かりやすく解説したいと思います!

404?451?一体なんなの?

僕たちがネットサーフィンで見かける「404」のエラーページ。これは一言で言うと「そのページが削除されてしまった」ことを表してます。

もう少し詳しく説明すると、インターネット上のホームページは膨大なデータで構成されており、そのデータは「ウェブサーバー」に保存されています。

僕たちがGoogleなどの検索から「Aっていうページが見たい」とクリックすると、ウェブサーバーがそのページのデータを僕たちに送ってくれるわけですが、先ほど言ったとおり削除されてしまった(ウェブサーバーにデータがない)ページについては送るべきデータがないため、代わりに「404エラー」や「404 Not Found」が表示されるというわけ。

人間に例えると、「A子ちゃん(ページ)いますか?」と友だちの家に訪ねて行ったら、お母さん(ウェブサーバー)が「いないのよ〜(404エラー)」と答えてくれる…といったところ。

ということで、404についてはなんとなくお分かり頂けましたでしょうか?ではここからは今回新しく登場した「451」について見てみましょう!

新しく登場した「451」とは?

驚くことに「451」も「404」と同じく、ページが削除されてしまったことを表しています。じゃあ404でいいじゃん…と思ってしまいますが、新しく作られたのには深い理由が。

実は「451」は、ページが政府の検閲によって消されたことを示しているんです。

なので先ほど同様、人間に例えると…「A子ちゃん(ページ)いますか?」→お母さん(ウェブサーバー)「お父さん(政府)に追い出されたのよ〜(451)」といったところw

Photo credit: Dan Dickinson via Visualhunt / CC BY-NC

今までは政府の検閲による削除だろうと、ウェブページを作った本人による削除だろうと「404」と表示されていましたが、この「451」の登場により一般ユーザーでも「あ、このページは政府が消したんだ」と分かるというわけなんですね。

Photo via Visual hunt

ではなぜ「政府が削除した」と分かるようにしたかというと、中国やロシアなど一部政府ではネット検閲が増しており、その激しさが危惧されていることから今回制定に至ったそうです。

僕たちの”知る権利”が守られる「451エラー」といっても過言ではないかもしれませんね…。

ちなみに、「404」「451」の他にもエラーの種類はあり、

  • 403:アクセス権がない
  • 503:混み合っている

などはよく見かけますよね。これも人間に例えると

  • 403:お母さん「A子は、もうあなたと遊ばせません!」
  • 503:お母さん「A子、いまお風呂入っちゃってるのよ〜」

というニュアンスだと分かりやすいかもしれません…w

ということで、以上「404」や「451」など、ネットサーフィン中に見かける数字について解説しました。

今までそういった数字が表示されると「なーんだ見られないんだ」とすぐに戻ってしまっていましたが、こんな理由があったんですね〜。そして日本でこの先「451」を見る時が来るのか…ちょっとドキドキですね(;´Д`)

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