どうもハンサムクロジです。
日本経済新聞が、3年後発売のiPhoneに有機ELディスプレイを採用したモデルが含まれる計画があると報じています。
出荷台数が多いiPhone全量に搭載する有機ELディスプレイを確保するのが難しいということで、現行と同じ液晶ディスプレイを搭載した製品と並行して販売する可能性が高いのだそうです。
スマートフォン向け有機ELディスプレイ量産に向け、韓国LGは増産投資に乗り出したとのこと。すでに安定供給が可能なサムスンと共に、iPhone向けに量産供給する見込みが高いとも伝えられていました!
有機ELディスプレイってなに?
iPhoneに採用されるかもと今回伝えられている有機ELディスプレイ。Apple Watchにも採用されるなど話題にはなっていますが、果たしてどんなものなのでしょうか。
有機ELディスプレイは、電流を流すことで発光する有機物質を利用した薄型ディスプレイ。基板の間にその有機物質が挟まれていて、ディスプレイ自体が発光するのが特徴。
液晶ディスプレイのようにバックライトが必要ないので薄型化が可能。発光のための電力も少なくて済むうえ、発光効率の向上も見込まれているので省電力性能にも優れています。
また、非常に応答速度が速く、輝度や視野角などの面においても液晶ディスプレイより優れているとのこと。
ただし、繰り返しの通電や酸素との接触・湿気の影響などにより、輝度低下など劣化してしまう(液晶よりも劣化しやすい)という弱点もあります。
2018年のiPhoneに採用されるのであれば、それまでにどこまで弱点を克服して量産できる状態に調整できるかが焦点となりそうです。
まだ先の話ではありますが、未来のiPhoneがどうなるのか、これからのAppleの動向に注目しましょう!