<2015.10.28 追記>
本記事にて「MVNO専用SIMで仕様が変わった場合、SIMロック端末では使えない可能性がでてくる」と記載しておりましたが、その後の情報にて従来通り利用できることが分かりました。お詫びして訂正いたします。
<2015.10.28 お詫びと訂正>
昨夜追記しておりました内容につきまして、総務省|研究会等|携帯電話の料金その他の提供条件に関するタスクフォース(第2回)に掲載されております資料と、TwitterにてJunya ISHINO/石野純也(@june_ya)様の投稿されておりました内容を許可を取らず、参考にさせていだき記事訂正を行っておりました。誠に申し訳ありませんでした。
改めて、docomoへ本件につきまして問合せをした所、「総務省|研究会等|携帯電話の料金その他の提供条件に関するタスクフォース(第2回)に公開されている資料にある”MVNO専用SIM”に関しては現状docomoとMNVO各社で協議中であり、その内容や従来SIMとの違いに関して現時点で公式にお答え出来る内容はない」との事でした。改めまして訂正させていただきます。
<2015.10.28 追記>
内容の訂正に合わせまして、記事タイトルを変更させていただきました。度重なる訂正にて、読者様を混乱させるような結果となってしまいましてお詫び申し上げます。以後、このような事がなきよう編集部一同取り組んでまいります。
ごきげんよう、菊太郎です。
SIMロック解除が義務化されたため、活性化する事が予測されている格安SIM。
そんな中、総務省|研究会等|携帯電話の料金その他の提供条件に関するタスクフォース(第2回)に公開されている資料より、docomoが「MVNO専用SIM」を提供する可能性が出てきました。
これにより、今後は格安SIMを気軽に使えなくなってしまう可能性が出てくるとのこと。
「MVNO専用SIM」がどういった変化をもたらすのか、詳しく見ていきましょう!
自由に格安SIMを使えなくなる?
スマホジャーナリストのTwitterに、docomoの社内文書が投稿されました。以下がそのtweet↓
ドコモもMVNO専用SIMカードになるんだ。 pic.twitter.com/aD9uuhj8rH
— 石川 温 (@iskw226) 2015, 10月 26
この文書によると、docomoに「MVNO(格安SIM事業者)専用SIMを提供する計画」があるとのこと。
今まで日本で売られている格安SIMのほとんどがdocomo回線だったため、docomoで買った端末ならば比較的自由に格安SIMを使う事ができました。そのため、docomo端末は格安SIM運用の代表格。
しかし、今までdocomoで使われていたSIMと、MVNO専用SIMは仕様が異なっている可能性があるので、docomoでは自由に格安SIMを使えなくなってしまう可能性が出てしまいました。
つまり、「今までdocomo端末ならばSIMロック解除せずに自由に格安SIMを使えたのに、今後はSIMロックを解除しなければ使えなくなる可能性がある」ということ。
<追記>仕様的な変更はなく従来通りの利用が可能ということが分かりました。現在MVNO各社と協議中で、現時点では従来通り利用可能なのかどうかについては明確な答えは得られませんでした。
現にauでもMVNO専用SIMが出る予定ですが、こちらもSIMロックを解除しなければ格安SIMを使えない仕様。
<追記>「MVNO専用SIM」においてもdocomo端末での従来通り利用できるとのことで、以下内容のようなことにはならないとのこと。現在MVNO各社と協議中で、現時点では下記のように変わるのかどうかについて明確な回答は得られませんでした。
キャリアは全社横並びの対応をすることが多かったので、docomoもそれに近い対応をすることが予測されます。
SIMロック解除が義務化されたため、SIMロック解除はそんなに難しいことではありませんが、
- 解除には手間がかかる
- 180日以上使用していないとSIMロック解除できない(※例外あり)
- 2015年5月以前に購入した端末だと、SIMロックが解除できないものもある
など、以前に比べるとどうしてもハードルが高くなってしまいます。
2年縛りを終えたら格安SIMへの移行を考えていたdocomoユーザーには痛手になりそうですね…。
いつからこれが開始されるのか、現在各社が出している格安SIMについては使い続けられるのかどうかなど、気になる所。
SIMロック解除しなくても使えるのが魅力なdocomo / auの格安SIMだけだっただけに、今後の動向に注目ですね!