どうもハンサムクロジです。
TSMC製A9プロセッサとサムスン製A9プロセッサのバッテリー性能を比較した、新たなテスト結果が公開されています。
テストはars technicaが独自に行ったもの。
Appleは公式見解として、プロセッサによる性能差を認めつつもその差は「2〜3%」と誤差の範囲内であるとしていましたが、今回のテストではどのような結果になるのでしょうか??
通常使用ではそこまで差が出ない?
今回のテストは、それぞれ別の種類のA9プロセッサを搭載したiPhone 6sを2台用意して行ったもの。Wi-Fi Browsing、WebGL、Geekbench 3、GFXBenchといった4つのベンチマークテストを行ってバッテリー駆動時間を調べたものとなっています。
以下がその結果を表にまとめたもの。Geekbench 3のテスト結果のみ大きな差が出ていますが、その他の環境ではそこまでの差がでいませんね!
Wi-Fi BrowsingとWebGLではAppleの言う「2〜3%」以内に、GFXBenchでも5%以内の差となっています。
一番の差の出たGeekbench 3は「CPUに55〜60%の高負荷をかけるテスト」となっており、約20%の差という結果に。Appleはこのテストを指して「日常では絶対にあり得ない状況で実験している」との見解を示していました。
その性能差は環境に大きく左右されそうですが、とはいえ全体的に見てTSMC製プロセッサの方がバッテリー性能に関して上回っていることは間違いなさそうです。
自分のiPhoneにどちらのA9プロセッサが搭載されているのか確認したい方は、「自分のiPhone 6s/6s Plusがどのチップか調べる方法」の記事を参考にチェックしてみてください!!