ごきげんよう、菊太郎です。
本日Microsoftの製品発表会が行われ、新型タブレットSurface 4が発表されました。
しかしその発表会の直前に、Microsoft幹部から「トースターと冷蔵庫が合体した謎のイラスト」がツイートされたとのこと。
一見意味不明なイラストですが、実はこのイラストにはAppleに対する怨みが込められており、その起源は3年も前にさかのぼるそうですよ…!
iPad Pro VS Surface 4
何かとiPadと比較されることの多い、Microsoft製のタブレット「Surface」。
分類としてはタブレットになりますが、OSにはノートパソコンと同じWindowsを搭載。マウスもキーボードも使う事が出来る上にUSBポートも設置されているので、ノートパソコンとタブレットを合わせたようなハイブリッド製品になっています。
そんなSurfaceですが、Appleのティム・クックCEOは2012年の決算時に「こんな中途半端なものは誰も喜ばない」と批判。
「トースターと冷蔵庫を合体させても嬉しくないのと同じで、ノートパソコンとタブレットを合体させても誰も嬉しくないさ(意訳)」という発言を残しました。
しかし、この発言をMicrosoft幹部のTerry Myerson氏はずっと不快に思っていたようで、本日行われたMicrosoftの製品発表会の直前にこんな画像をツイートしました⇓
これはまさにトースターと冷蔵庫が合体した絵…w
今日の製品発表会では新型のSurface 4が発表されたので、「おいクック!君はトースターと冷蔵庫が合体したようなSurfaceは誰も喜ばないと言ったな。だが見てみろ!Surface 4はみんなが喜ぶ素晴らしいデバイスに仕上がったぞ!」という事を表現したかったのかもしれません。
さらにこのイラスト以外にも、本日の製品発表会でMicrosoftはSurface 4とiPad Proをしきりに比較しており、「AppleはiPad Pro用に消しゴムのない鉛筆なんて売っている。おかしなことだと思わないかい?」などiPad Pro(とApple Pencil)をからかう場面も見られました。
Surfaceの最大のライバルと言われているiPad Proに売り上げを取られないために、Microsoftも必死なのかもしれませんね。
ハイブリッドに使える「多機能」なSurface 4と、タブレットの良さを最大限に生かした「高機能」なiPad Pro。果たしてユーザーはどちらを選択することになるのでしょうか…?