ごきげんよう、菊太郎です。
とあるマーケティング企業によって、日本で売れた携帯電話ランキングが発表。
Android勢を抑えてトップ10をiPhoneが独占という凄まじい結果になりました。
そんなトップ10を占めたiPhoneですが、モデル、キャリア、容量を見ていくと、興味深いものが得られましたよ!
最も売れたiPhoneはどれ?
マーケティング業務を行うGfK社により、日本における携帯電話の売り上げランキングが発表されました。
気になる結果は以下の通り。
今季最も売れた携帯電話は、「SoftBankのiPhone 6s(64GB)」という事になりました。
驚くべき事にトップ10はすべてiPhoneが独占。iPhoneの強さを改めて思い知らされましたね。
このランキングで注目すべき所は主に3つありますが、まず1つ目は「SoftBankが1位であること」。
SoftBankは2012年のiPhone 5発売以来ずっとトップの座を守っており4連覇中。
もともとiPhoneはSoftBankのみの販売だったこともあり、iPhoneの老舗キャリアとしての存在感を見せつける結果になりました。
データメインの料金プラン(いわゆる7GBプラン)を廃止したdocomoや、発売当初通信状態が悪かったauに比べると、SoftBankは安定した料金プラン、安定した通信を行っていたので、ずっと首位でいられたのかもしれませんね。
iPhone発売当時のSoftBankは回線の評判が悪く「SoftBankじゃなきゃiPhoneにするのになぁ…」という人もいたくらいなのに、他社をリードするほどの品質を身につけたSoftBankの企業努力がうかがえます。
そして次に気になる点は「ランキングにiPhone 6 Plus/6s Plusが含まれていないこと」。
ランキング上位10位占めているのはiPhone 6/iPhone 6sだけで、大型のiPhone 6 Plus/6s Plusが一切含まれていません。
大型スマホ(ファブレット)が流行している欧米に比べると、日本は片手だけで操作できる小型スマホの方が人気。
日本では通勤/通学時に鉄道を使用することが多く、つり革に捕まりながら片手でiPhoneを操作することが多いため、片手操作が難しいiPhone 6 Plus/6s Plusが避けられたのかもしれませんね。
3つ目は、「トップ3は64GBで占められていること」。
iPhoneには、16GB/64GB/128GBの3種類の容量が用意してありますが、どのキャリアも一番売れた容量は64GBでした。
これは「16GBだと少なすぎるけど、128GBだとさすがに多すぎる。中間の64GBでいいや」という真理が働いたと考えられます。
とは言えカメラの解像度も増えたことに加え、静止画と動画の中間のような「Live Photos」も登場したので、容量の消費は増える一方。
今後はもっと大きな容量に対する期待が集まるかもしれませんね。
と言うわけで、iPhoneの売り上げランキングを見ていきました。
今回の1位は「SoftBankのiPhone 6s(64GB)」でしたが、実は毎年「SoftBankのiPhoneで中間の容量」が第1位だったので、例年通りの結果になったことになります。
2016年発売が噂されているiPhone 7でもこの流れを継続するのか、それとも大きく変わっていくのか…。
はやくも次期iPhoneの発売が楽しみですね!