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米国防総省がアップルを含む企業団体に巨額の出資!兵士向けのウェアラブル端末開発へ

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こんにちはkimiです。

アップルがメンバーの一員となっている組織になんと米国防総省が90億円以上の出資がなされることになりました。この資金を元に、兵士が着用するウェアラブルデバイスを作ることになるそうです

実はこれまで軍用技術を民生品に転用して世の中が便利になってきました。将来的にはウェアラブルデバイスの分野でも多くの人が当たり前に使うすごい製品が出来るかもしれません…。

ネットやティッシュ、携帯電話も実は軍事技術発祥らしい

8月28日、米国防総省はFlexTechという組織に7,500万ドル(約91億円)の出資することを明らかにしました

このFlexTechは主にシリコンバレーにある企業や大学など162の組織が加盟する組織で、アップルもメンバーの一員となっています。

Photo credit: Klean Denmark / Foter / CC BY-SA

この多額の資金を元に、FlexTechでは柔軟で伸縮性のある基板やセンサー、プリントできる基板を開発するそうですよ。(画像は曲げられるアンテナ)

これらの技術を組み合わせて、最終的には兵士が着用するウェアラブルデバイスの開発をするとのこと。着用する兵士の健康状態を把握するためのシステムや通信システムなどに使われるそう。

伸縮自在の素材なので折れや曲げに強く、実地で使いやすいというメリットがありそうですね。

これはあくまで、アップルらの企業がアメリカの軍事技術に協力するというだけで、アップル製のウェアラブルデバイスがすぐに買えるようになるというわけではありません。

しかし実は多くの人が現在当たり前に使っている商品でも、もともとは軍事技術が発祥というものがあります。たとえばインターネット。

Photo credit: altemark / Foter / CC BY

インターネットはもともと冷戦の時代に非常事態においても指揮系統を失わなようにするための分散処理システムがその原型でした。携帯電話も、軍事用無線機の技術を応用して作られたのが始まりなんだそうですよ。

実はティッシュも、脱脂綿の代わりにガスマスクのフィルターとして使われていたものが余り、戦後にメイク落としとしてその残りを販売したのが始まりだそうです。

Photo credit: chrismear / Foter / CC BY

他にも電子レンジや缶詰、腕時計など、現代の日常で当たり前に使われているものでもはじまりは軍事技術からというものがあります。

今回のウェアラブルデバイスの軍事開発が、ゆくゆくは多くの人が当たり前のように使える製品の開発につながってくるかもしれません。どんなウェアラブルデバイスが出てくるのか楽しみですね。

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