ごきげんよう、菊太郎です。
いつでも側にいるのは大好きなあの人…であって欲しいところですが、実際には「いつでも側にいるのはスマホ」だという調査結果が出ました。
寝るときもスマホ。お風呂に入るときもスマホ。火事があったときに真っ先に助けるのはペットのネコ…よりもスマホ。
もはやスマホ無しの生活は考えられなさそうですが、なぜそこまでスマホにのめり込んでしまうのでしょうか?
もはやスマホ無しでは生きていけない…
モトローラの調査によれば、対象者の60%がスマホを持ったまま就寝すると答え、57%の人がスマホをトイレに持ち込むと答えたそうです。
しかも、火事になったときペットのネコよりもスマホを優先すると回答したから驚きです。
特にインド人の74%、中国人の70%がスマホと共に就寝すると回答しており、これらの国ではスマホを持たずに寝る方が少数派という驚くべき結果となりました。
日本やアメリカなどの先進国よりも、新興国にヘビーユーザーが多いのはなかなか興味深いところ。
これだけスマホと一緒にいると言うことは、さぞかしスマホが好きなんだろうな…と思いきや、実際はそうでもない様子。なんと、スマホを持って幸せと感じているユーザーは39%に留まりました。
スマホを毎日使っているわりには、スマホのことがそんなに好きではない…という奇妙な結果ですが、一番の理由は「都合の悪いときに邪魔されて嫌な思いをさせられたから」だとか。
モトローラは「なぜそこまでスマホに依存しているのか」というハッキリとした理由には触れていませんが、一番の原因はソーシャルゲームにあるのではないかと思われます。
もともと生活が苦しく娯楽とは縁がなかった新興国も、生活が豊かになったことによりやっと娯楽に興じられるようになったので、その反動でついついやり過ぎてしまうのかもしれませんね。
以前任天堂の故・岩田社長も新興国への進出を言及していたとおり、現在のゲーム業界は新興国市場を開拓する流れにあり、これからもその流れはどんどん強くなると予測されています。
かつて中国では、オンラインゲームをぶっ通してやり続けて死亡するなど、廃人プレイが問題になったこともありましたが、今度はスマホの廃人プレイで問題が起きないことを願うばかりですね…。