ごきげんよう、菊太郎です。
最近はスマホで読める電子書籍もどんどん増えてますよね。
でも「電子書籍は場所もとらないし、値段もリーズナブルでとても便利そうだけど、種類が多くてどれを使えば良いのか分からない…」という方も多いのではないでしょうか？
そこで今回は「話題の漫画を読むのに一番いいアプリはどれ？」をテーマに、電子書籍アプリを比較してみますよ！
比較検証する5つの電子書籍アプリ
今回、比較検証を行った電子書籍アプリは、以下の5つです。
1.Apple公式の『iBooks』。
2.Amazonが運営する『Kindle』。
3.楽天が運営する『楽天kobo』。
4.NTT西日本系列の『コミックシーモア』。
5.凸版印刷系列の『BookLive』。
これら5つのアプリで電子書籍としての使い勝手を、以下の3つに関して評価していきます。
- 値段&品揃え
- 使いやすさ
- 立ち読みの充実さ
特に「話題の最新漫画」に対してどうなのかを意識しながら徹底的比較。ベストな電子書籍を決めちゃいます。
ベストな電子書籍を徹底比較
それでは、早速電子書籍アプリの比較をはじめてみましょう。
電子書籍アプリの頂点に君臨するのは果たしてどれなのか注目ですよ！
1.値段＆品揃え
まず気になるのが、話題の漫画がどれくらいの品揃えで、どれくらいの値段で売られているかですよね。
そこで今回は、Amazonの売れ筋ランキング(7月16日現在)と、このマンガがすごい！2015 オトコ編から17作品を選抜。
それぞれに関して、「価格」と「取り扱い」を調査しました。
以下がその結果になります。※『シーモア』は税抜き表示なので、税込み表示に変更してあります。
「キングダム」のようにどのアプリも値段が変わらない作品もありますが、「僕だけがいない街」のように200円近く違う作品もありますね…。
もっと分かりやすくするために、「取り扱い率」と「平均価格」を抽出した表が以下の通りです。
まず「取り扱い率」を見てみると、どれも高い数字をキープしているのがわかりますね。
『iBooks』はちょっと低めですが、それでも8割以上の品揃えです。どれも最新の話題作には力を入れているようですね。
「平均価格」に注目すると、一番安い『Kindle』と一番高い『iBooks』では10%ほど金額が違ってきています。
以上を踏まえて、「品揃え」に評価の★を5段階で付けたのがコチラ。
『Kindle』、『Kobo』、『BookLive』の3つが、★5つの高評価になりました。
続けて、「価格」に評価の★を5段階で付けたのがコチラ。
期間限定セールやメルマガ特別クーポンが配布されることもあるので、料金の比較はなかなか難しいですが、通常価格で考えると『Kindle』が一歩リードしている感じですね。
以上の検証から、品揃え、価格共に『Kindle』が一歩リードしています。
使いやすさ
続けて、使いやすさを検証してみましょう。
まずは『iBooks』。
標準アプリと言うこともあって、動作は可もなく不可もなくですが、app内で本の購入が出来るのはポイントが高いです。
続けて『Kindle』。
比較的シンプルな見た目に仕上がっていて、動作もいい感じです。
電子ブックリーダー端末「Kindle」やMacにも専用アプリが用意されているので、あらかじめ書籍データをデバイスに保存して、オフラインでも閲覧できるのも良いですね。
続けて『Kobo』。
動作はキビキビしています。楽天系列なので、本の購入に楽天ポイントを貯めたり使ったり出来るのもポイント。
続けて『コミックシーモア』。
こちらも動作には問題ない感じです。読み放題プランも用意されているので、ヘビーユーザーにはオススメ。
最後に『Book Live』
こちらも動作はサクサク快適。T-ポイントを貯めたり使ったりできます。
以上から、「使いやすさ」に評価の★を5段階で付けたのがコチラ。
動作の快適さ、機能性についてはどのアプリもほぼ文句なしだったので全体的に高評価ですが、アプリ内で書籍の購入ができる『iBooks』と、対応デバイスが多い『Kindle』が★5つとなりました。
無料立ち読みの多さ
電子書籍で気になるのは、「無料でどれくらい読めるか」といった立ち読み機能。
今回はAmazonの売れ筋ランキング6作品に、どれだけ無料立ち読みページが用意されているかを比較してみました。
※数字はページ数
さすが漫画に力を入れているだけあって、『シーモア』はかなり多くなっています。
意外なのが『Kindle』の立ち読みページの少なさ。ここまで好調だったのに、立ち読みページが最も多い『シーモア』に100ページ以上の差を付けられています。
『Kobo』は1巻が無料という形式を多くとっているためか、無料立ち読みページを設けてある書籍は少なめ。売れ筋ランキングに載っている本で立ち読みページがある本は1冊もありませんでした。
1巻しかない本を読みたいときには、ちょっとマイナスですよね。
以上を踏まえて、「立ち読み」に評価の★を5段階で付けたのがコチラ。
最新作の立ち読みが多い『コミックシーモア』『BookLive』 は★5つの評価です。
総合評価
以上、「品揃え」「値段」「使いやすさ」「立ち読み」機能を比較してきました。
今までの★の獲得はこのようになっています。
それでは、★を合計してみましょう。最も使い勝手の良い電子書籍に輝くのは…
★18個で『Kindle』が第1位！
非常に接戦でしたが、電子書籍に早くから力を入れていた『Kindle』が勝利する形となりました。「立ち読み」以外の全ての項目で★5を獲得した実力は凄まじいですね。
『シーモア』『BookLive』も「立ち読み」に関しては『Kindle』以上ですし、『kobo』も「立ち読み」以外は全体的に高評価。『iBooks』も公式アプリの強みを見せるなど、どのアプリも十分健闘していました。
それぞれのアプリによって強い面弱い面はあるものの、話題の新作を読みたいのならば『Kindle』がオススメ。電子書籍を使ったことがない方も、まずは『Kindle』を試してみてはいかがでしょうか。
今回の結果を参考に、素敵な電子書籍ライフを満喫してくださいね！
