こんにちは、SHANです。
最近では正確な時刻を確認できることから、「腕時計はしない!時間の確認はiPhoneでOK!」なんて方も多いですよね。
しかし今でこそiPhoneの時計は正確なものの、iPhoneが初めて日本で発売された当時はズレが生じていたそうなんです。
そこで今回は、iPhoneの時計はなぜズレていたのか、そしてなぜ正確になったのか、その経緯をご紹介します!
iPhoneの時計に関する意外な経緯とは
そもそもスマホやパソコンなどの電子機器に内蔵されている時計は、一定期間に一度インターネットを利用し、外部から情報を同期して時刻を修正する仕組みとなっています。
しかしその修正の周期は端末ごとにバラバラ!毎日情報を受信するものもあれば1週間毎のものもあり、時計の正確さにはハテナマークが…。
そんな時間のズレを解消すべく、iPhoneには携帯電話の回線を通じて時刻を同期することができる「NITZ(Network Identity and Time Zone)」という機能が搭載されています。
「NITZ」とは、3Gの電波を利用して世界中のどこにいても正確な時刻を受信することができる国際規格で、iPhoneにSIMカードを刺し3Gの電波を拾える状況に居れば、常に正しい時刻を受信することができるというもの。
そのためiPhoneは他の電子機器と違い、正確な時刻を表示してくれるというわけなんです。
では、なぜ発売当初のiPhoneにはズレが生じていたのか…それは当時iPhoneを独占販売していたSoftbankの回線が「NITZ」に対応していなかったから!
Softbankは2011年4月に「NITZ」に対応しましたが、それ以前は3分前後もズレることがあったそうですよ…。
もちろん現在ではiPhoneを扱っている大手3キャリア全てが「NITZ」に対応しており、正しい時刻を表示してくれる「Time.is」というサイトで確認してみても、時刻はぴったりと表示されました。
やはり「NITZ」はかなり精度の高い技術のようですね!
ということで、iPhoneの時計に関する豆知識をご紹介しました。こうして考えてみるとiPhoneはもちろん、キャリアも進化を遂げているんですね…!