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【豆知識】使えるのは純正のみ!Apple Watchの文字盤デザインを自由に選べない理由

小技

ども!ともぞうです。

今週末の発売を楽しみにしている方もいらっしゃるApple Watchですが、文字盤が液晶なのでiPhoneの壁紙のように好きなデザインが選べると思いますよね。

せめてもケースなどのデザインが同じなので文字盤くらいは…と行きたいところなのですが、選べるのはAppleの用意した文字盤のみで時間表示だけのアプリもリジェクトされていることが分かりました。

そこまでAppleが文字盤を聖域にしたい理由は何なのか?ナゾに迫ってみたいと思います。

Apple自身も文字盤デザインを見直していた

iPhoneには時間だけを表示し、時計のように使えるアプリが多数存在していました。

これと同じようにApple Watchでもオリジナルの時計を表示できるもんだと思ったら、どうやら違ったようです。実際に時計アプリをAppleに申請された方は、リジェクトされてしまった模様。

リジェクトされたアプリの画面 by Doraproエンジニアblog

Apple WatchはあくまでAppleのこだわった時計だから、勝手な表示をされては困る!という見方もありますが、おそらくこれはバッテリー消耗を抑えるために背景を黒で統一している事に関係がありそうです。

それを裏付けるがごとく、Apple Watchの標準文字盤デザインにおいても当初11種類あったデザインが、正式リリース時には矢印の2種類が削られ、9種類に減っている事がわかったんです。

Photo by UTDESIGN

削られたのは「タイムラプス」「写真」という名前がついたもので、いずれも写真を背景にしている文字盤デザイン。

2つに共通しているのは、背景が黒で無いこと。

特に「写真」の文字盤はユーザーが選んだ写真を文字盤に出来るという、普通出来そうだよなってことを削っているあたり、バッテリー消耗を抑えることを最優先したことが伺えます。

以上から、現時点でのApple Watchはバッテリー消耗を最小限にするため、勝手に時計表示を変えられてしまうアプリを排除し、自らも背景が黒以外のデザインを諦めたと考えられます。

Apple WatchはAppleが「時計を再定義する」として発売する最初のモデル。その為に当たり前に出来そうなことを、あえて排除してでも使えるレベルに持ってきたという訳です。

涙ぐましい調整の上で商品化されたApple Watchですが、はやくこのバッテリー問題が解消されて自由に文字盤を変えたり、写真を使った文字盤が使えるようになってほしいものですね。

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