ども!ともぞうです。
Web検索や地図などもう無くてはならない存在になっているGoogleですが、その裏でWeb検索やマップ検索の履歴が記録されていることは以前かみあぷでもご紹介しました。
それらの履歴さえ消しておけば一安心と言いたいところなんですが、実は非公開ではあるものの、知らない所で「趣味や関心のあること」や「いつどこにいたか」まで記録されていることをご存知でしょうか。
いくら非公開とはいえ、一体どんな風にデータが記録されているか気になる方は今すぐチェックですよ!
見えない所でユーザーの行動は分析に使われている
Googleはユーザーに対し最適な検索結果を表示するため、検索履歴データを分析材料の1つにしています。
Googleマップの検索結果の履歴も同じ理由で記録され、ユーザー分析の1つとして利用されているんですよ。
どちらも履歴を残したくなければ削除が可能ですが、私達の意図しない履歴の記録はこれだけに留まりません。
広告表示に関してもGoogleはユーザー分析を基に、何を表示するかコントロールしています。Google Adsの設定にアクセスしてみましょう。
ここの「Googleに表示される広告」をタップすると性別、年齢に並んで「興味・関心」の項目が!さらに開いてみてみるとどうやら私はGoogleから「アクション映画、オリンピック、スマホ」に興味があるユーザーと判断されているようです。
しかもこれ、web版とスマホ版で独立しているという厄介仕様で、パソコンのブラウザでGoogle Adsの設定を見てみると、今度は「アニメ、ゲーム、電化製品」などなど大量に出てきました。興味があることはGoogleにはバレバレなんですねw
いくら非公開とはいえ、様々な情報から「興味・関心」を分析されるのは気持ち良いものではないですよね。気になる人は削除しちゃいましょう。
もし「広告を表示されたくない」「記録として残してほしくない」ジャンルがあったら、項目の横にあるXを押せば削除できますよ。
やれやれこれでもう大丈夫と思いきや、場所や時間に応じて最適な提案をしてくれる「Google Now」を使っている人は要注意。
「Google Now」は位置情報を使っていることもあり、「ロケーション履歴」にアクセスしてみると「いつどこにいたか」がバッチリ残っているんです。
しかも、1日単位で「何時何分どこにいたのか」まで分かってしまうという恐ろしい仕様。
このデータは「Google Now」が提案を最適化する為に使われていますが、どうしても気になる人は「すべての履歴を削除」で消し去ることも出来ますよ。
今回の履歴データは基本的にGoogleだけが利用しており、誰かに見られるということはありません。とはいえちょっとパソコンの画面を面立ちに見せた時などに、出てほしくない広告が表示されるのは考えものです。
知らぬ間に自分の行動が記録されるのはGoogleだけではありませんが、出来る限り裏でどんな形でデータが取られているかを理解して、自分のデータは自分で守りたいものですね。