ども!ともぞうです。
紙の地図とにらめっこしていたのが信じられないくらい、今やiPhoneと地図アプリがあれば知らない土地に行っても困ることってなくなりましたよね。
そんな地図アプリも当初はGoogleマップが1強という状態でしたが、今やかなり多くのアプリがリリースされています。そこで今回はAppleの標準マップも交え、5つのアプリの使い勝手を比較して最強地図アプリを決定したいと思います。
Gooleマップ最強伝説を敗れる地図アプリは出てくるのか、結果に注目ですよ!
地図アプリ最強決定戦の出場アプリ5つ
iPhoneで起動すれば、いつでも現在位置を調べたり目的地までの経路を案内してくれる地図アプリ。
どうしても地図アプリといえばGoogleマップと言われるイメージがつきまといますが、この状況を打破してくれるアプリは現れるのか…今回の対決にエントリーしたのは以下の5つのアプリです。
1. 我らがApple標準マップ。iOS 6リリース直後の混乱から今回汚名を返上できるか注目です。
2. 地図アプリの代表格であり絶対王者の『Google Maps』。
3. 桜開花情報や花粉情報など他にはない機能で勝負をかける『Yahoo!地図』
4. 毎月2600万人が利用する定番地図アプリ『NAVITIME』
5. 電波がなくても使えるオフライン地図が特徴の『MapFan+』
これら5つのアプリで地図としての使い勝手を、以下の3つの項目で評価していきたいと思います。
- 地図上の情報の見やすさ
- 経路検索の使いやすさ・情報量
- アプリの操作性
地図そのものの情報量だけではなくアプリとしての操作性まで、実力が試される代表的な項目で最強地図アプリがどれか比較検証していきますよ。
地図上の情報から操作性まで3つの項目で実力をチェック
それでは、さっそく地図アプリの対決を進めていきます。果たして地図アプリの頂点に立つアプリはどれか、注目ですよ!
1. 地図上の情報の見やすさ
まず最初は地図アプリの基本中の基本。「地図上に表示される情報」を見ていきます。
今回は「みなとみらい」と検索して表示された地図で、比較していますよ。
まずは標準マップアプリ。残念ながら、表示内容少なく寂しい印象。拡大しても情報量はあまり増えません。
お次は『Google Maps』。最初は主要道路くらいしかわからない状態ですが、拡大するとフロアの形までそのまんま載っているので分かりやすいです。
続いて『Yahoo!地図』 。検索して表示される地図の縮尺が大きいのが特徴。拡大してみると分かるのはざっくりと大まかなフロアの形のみ。
4つ目は『NAVITIME』 。初期設定のままだと文字が大きめでごちゃごちゃした印象に。しかしながら、コンビニやチェーン店などは最初から表示されているのがうれしい所。
最後は『MapFan+』。検索直後はかなり引いた地図になっています。拡大するとフロアの色分けが見やすく、コンビニやチェーン店は最初から表示されてるのもポイントです。
以上を踏まえて評価の★をつけた結果がこちら!
地図の見やすさという点で『Google Maps』と『MapFan+』でかなり悩んだのですが、実際の地形が細かく表示されている『Google Maps』に★5つの1位を!
標準マップはもうちょっとお店や施設の名前を表示して欲しいところですね。文字が少なく見やすいんですが、情報量がちょっと少なすぎました…。
2. 経路検索の使いやすさ・情報量
2つ目は地図アプリと言ったら一番使う機能と言っても過言ではない、「経路検索の使いやすさ」です。
今回は「桜木町の駅から少し離れた地点から東京スカイツリー」までを検索して比較していきます。
最初は標準マップアプリ。 経路を検索出来るのは「車・徒歩」のみ。残念ながら電車を含めた経路を検索できません。
お次は『Google Maps』。経路の検索は「車・電車・徒歩」から選択可能。しっかり駅までの徒歩ルートも案内してくれていますし、電車の乗換案内までバッチリです。
続いて『Yahoo!地図』 。こちらも「車・電車・徒歩」から経路を選択可能。駅までの徒歩ルートは高低差も表示されていて、これなら迷いにくい。
4つ目は『NAVITIME』 。残念なことに経路検索を見るのは有料。30日間のお試しで検索結果を見てみると、電車の運行状況も配慮されており徒歩ルートは階段やエスカレータまで分かるすばらしい仕様でした。
最後は『MapFan+』。検索できるのは「車・徒歩」のみ。車は高速料金まで表示してくれるのですが、電車の経路検索に別アプリが必要と出てしまうのは残念な所。
以上を踏まえて評価の★をつけた結果がこちら!
『Google Maps』と『Yahoo!地図』とかなり均衡した戦いとなったのですが、乗換案内の条件を細かく設定できる点を評価して『Yahoo!地図』に★5つとしました!
『NAVITIME』のきめ細かな経路案内はすごく良かったんですが、いかんせん有料という点が惜しい所です。
3. アプリの操作性
いくら情報が見やすくて経路検索が優れていても、操作が複雑だったり分かりにくかったら台無し!そこで最後に比較するのは「アプリの操作性」です。
地図アプリとなると歩きながらiPhoneを手にして地図を確認なんて場面が多いと思うので、片手操作に重点を置いてそれぞれのアプリをチェックしてみました。
最初は標準マップアプリ。拡大縮小はピンチ操作など特に目立った特徴はなし。iOS標準アプリだけに、メールやsafariなどの住所からそのまま地図を開ける点が唯一の優位点。
お次は『Google Maps』。地図をダブルタップで押しっぱなしにすれば上下スライドで拡大表示。これが片手操作にはめっちゃ快適。また目的地を検索すれば現在位置からの経路検索がすぐに出来るのもポイント。
続いて『Yahoo!地図』 。地図の拡大縮小は+-ボタンで片手操作が可能。Google同様に目的地検索からの経路検索が楽。
4つ目は『NAVITIME』 。拡大縮小はボタンで対応。下のメニューから簡単にやりたいことにアクセスできる点が片手操作にはうれしいが、そのかわり地図表示が狭くなってしまうのが難点。
最後は『MapFan+』。全画面表示で地図が見やすく、ボタンで拡大縮小。タップでメニューが出てきて周辺検索や経路検索ができるので快適。
以上を踏まえて評価の★をつけた結果がこちら!
やはり『Google Maps』強い!ダブルタップからの拡大縮小に始まり、すべてが卒なくまとまっている印象で1位!
残念ながら5位となってしまった『NAVITIME』は経路検索までの手順が多く分かりにくかったのが残念な点。下メニュー方式はかなり使いやすいので改善に期待です。
使い勝手の良い地図アプリ決定戦 評価結果
以上、地図アプリのポイントとなる3つの評価で獲得した★を合計した結果がこちら!
絶対王者『Google Maps』はやはり強かった…。全てにおいて高得点をマークし安定の総合1位となりました!
惜しくも次点の『MapFan+』も後発組としてはかなりの健闘といった所。そしてAppleの標準マップアプリは残念ながら目立った活躍はなしという結果に…。
やはり地図といえばGoogleマップと言うくらい使われているだけにきっちり作りこまれており、『Google Maps』は王者安定の勝利といったところ。標準マップアプリはiOS 6からの歴史が浅くまだまだですが、標準だからこそ出来る強みを活かした進化にこれから期待したいですね。