ども!ともぞうです。
朝起きて出かけようと思ったら、iPhoneを充電していないことに気づいて焦って充電…なんてことありますよね。
そんな時に「機内モードにしたり」「iPad用の充電器を使ったり」と色々早く充電する方法はあるのですが、今回はその中でどの方法が一番効果的なのか徹底検証してみました。
少しでも早く充電したい時の為に、覚えておくときっと役に立ちますよ!
iPhoneを早く充電する3つの方法
今回検証したiPhoneを普通よりも早く充電する方法は、以下の3つになります。
1. 電波を掴まないと早く充電される?「機内モードで充電」
⇛以前かみあぷで検証を実施したところ、短時間の充電で効果があると出ている機内モードでの充電。充電中は電話を受けられないという欠点はあるものの、やはり最速なのか注目!
2. より高いA(アンペア)を活用「iPad用の充電アダプタ」
⇛機内モードの充電以外で早く充電する方法として、知っている方は知っているiPad用の充電器「12W USB電源アダプタ」。充電時に流れる電流がiPhone用よりも高いのがポイント。
3. iPhoneに最適な電流で充電「AnkerのPowerIQ」
⇛接続した機器に最適な電流(A)で充電してくれるAnkerのPowerIQ技術。これによって充電時間が早くなる注目ですよ。
これら3つの方法でiPhoneを以下の状態にして検証していきます。
- Wi-Fi、Bluetoothオフ
- 通知すべてオフ
- バッテリーが0%になって電源が切れた状態から充電開始
※使用端末: iPhone 6(半年使用)、iOS 8.2、キャリア: au
充電状況の計測は100%表示になるまで、バッテリーの%を10分おきに記録して検証です。
標準のケーブルとアダプターで充電した場合と比較
まずは「普通の充電方法」である、iPhone付属のLightningケーブルとアダプターを使った場合を計測していきます。
その結果がこちら!
100%になるまでの充電時間は122分でした。だいたい90%近くまでは10%/10分で増えていって、そこから緩やかなカーブになる感じですね。
さて、この結果と充電時間を早くする方法でどのように差が出てくるのか検証していきますよ。
1. 機内モードでの充電
最初に調べたのはもっとも効果が高そうな「機内モード」での充電。
計測結果はこちら!
100%になるまでの充電時間は120分。これはちょっと以外な結果になりましたよ。短時間の検証では効果のあった機内モードですが、100%までとなると変わらないということでしょうか…。
2. iPad付属のアダプターで充電
お次は充電できる電流値が高いiPad付属の「12W USB電源アダプタ」を使った充電。
iPadに付属していますが、Apple公式ページではiPhoneへの対応も明記されている「12W USB電源アダプタ」。気になる計測結果はこちら!
100%になるまでの充電時間は116分。少しは早くなると予測したんですが、結果的には通常のアダプターとの差は6分。ほぼ誤差のレベルですね。
3. AnkerのPowerIQ技術を使って充電
最後は以前おすすめモバイルバッテリーとしてご紹介した「Anker Astro E4」にも使われている、接続した機器に最適化した電流で充電してくれるPowerIQ技術での充電。
出力が最適化されることで、少しでも充電が早くなるのではないかと予測した検証結果はこちら!
100%になるまでの充電時間は117分。これまた他の2つと充電時間はほとんど変わらないという結果となりました。
充電時間の検証結果まとめ
さて、すべての検証が済んだ所で、すべてのグラフをまとたものがこちらになります!
結果的には方法によってかなり差がつくのでは?と予想していたんですが、多少差が見られるのは80〜90%までで、以降はほとんど変わらないという結果になりました。
これはAppleの公式ページでも説明のあるバッテリー保護に関係があると考えられ、80%以降の充電は遅くなるようにしている事が関係していると思われます。
それを考慮して80%までの1分あたり何%充電出来るか計算してみると、「iPad用アダプター」と「Power IQ」のほうが充電効率が1割高いという結果に。
ということでまとめると、
- 100%までの充電時間はどの方法を使っても一緒
- 80%まで早く充電したい場合には、「iPad用アダプター」か「PowerIQ」での充電が1割早く充電できる
ということになりました!
機内モードに関しては電波状況により変わってくると思いますが、少しでも早く充電したい方は上の2つをぜひお試し下さい!