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AppStoreからウイルス対策アプリが消滅!?アップル内部でポリシー変更の可能性が

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Photo credit: Cristiano Betta / Foter / CC BY

こんにちはkimiです。

個人情報流出やサイバー攻撃などの対策のため、PCやスマホに対してパスワード管理やセキュリティ対策ソフトの必要性を多くの人が感じていることと思います。

しかし最近では、アップル自らが「AppStoreからアンチウイルスアプリを削除する」という不可解な状況が発生しているようですよ。

セキュリティを高めるアプリは多くのユーザにとって重要なように思えますが、いったいどういうことなのでしょうか…?

アプリの効果に疑問?

9to5macが伝えたところによると、今まで各社がリリースしてきたアンチウイルスアプリが続々とApp Storeから削除されているという現象が発生しているとのこと。

今のところApp Storeを検索するとまだいくつかのウイルス対策アプリがヒットするので、すべてが削除されているようではないですが、すでに削除済みのものも多数あるようです。

これについてアップルは何のコメントも発表していませんが、アップル内部で「アプリ承認ポリシーが変更された」と推測されています。

もともとiOSアプリは、そのアプリ外部に影響を及ぼしにくい構造になっているため、アプリ外部のデータをチェックするのが前提のウイルスチェック機能の有用性が認められにくい、と判断されたのかもしれません。

Photo credit: siraf72 / Foter / CC BY

9to5macによると、現在「antivirus」というキーワードで検索するとひっかかるアプリに関しては、「モバイルセキュリティ」という名前が付いているもののゲームだったり、「iPhoneを探す」アプリをコピーしたようなものがほとんどだそうですよ。

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削除されたアプリの1つ、『VirusBarrier iOS』の開発元integoは、新たにダウンロードすることはできないものの、既存のユーザーに関してはこれまで通りウイルス定義ファイルのアップデートを提供するとコメントしています。

「iOSは安全な仕組みになっているから、他社のウイルス対策アプリは不要!」というアップルからのメッセージなのでしょうか。

Photo credit: Yuri Yu. Samoilov / Foter / CC BY

先日、AppStoreでアプリに潜んだマルウェアが見つかったというお話もありましたし、このままウイルス対策アプリがなくなってしまうのも問題のような気もします。

この先iPhoneのセキュリティはどうなっていくのか…今後の動きに注目ですね。

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