ども!ともぞうです。
毎度、機械とは思えない回答やおみくじまでこなしてくれるSiriさんですが、そのSiriさんがなかなかハッキリ回答してくれない質問をご存知でしょうか?
なぜか普段すぐに明快な回答をくれるSiriさんが「イライザ」について聞いた時だけ、どうにも歯切れが悪いんです…。
どうした?いつものSiriさんらしくないよ
Siriさんってもう聞くとスパーンと答えてくれますよね。例えば「織田 信長って誰?」と聞けば、ばしっと教えてくれます。
それが、「イライザ」について聞いてみるといつもとは様子が違うんです…。
ともぞう「イライザの話聞かせて」
Siri「昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが…おっと話を間違えました。」
あれ?Siriさんが間違うとは…。うーん、言い方を変えてもう一回聞いてみますよ。
ともぞう「イライザの話をしてください」
Siri「それより、お話を聞きたいです。将来の希望とか、夢とか好きな映画のこととか…」
うぬぬぬ、Siriさんどうも「イライザ」については話したくないようです。めげずにもう一回聞いてみるw
ともぞう「イライザの話をしてください」
Siri「そうですね…やっぱりやめておきましょう。」
なんでしょうこのもったいぶった感! 「イライザ」が何かめっちゃ気になってきましたよこれは。
ということで質問を変えてみます。
ともぞう「イライザって誰?」
Siri「ELIZAをご存知ですか?彼女は私の最初の先生だったんですよ?」
おっ打って変わってさらっと答えてくれましたが、最初の先生??よく分からない上に詳細がなぜかでてこない。もう一度聞いてみると…。
ともぞう「イライザって誰?」
Siri「ELIZAは私の親しい友人です。優秀な精神科医でしたが、今はもう引退しています。」
まとめると「イライザ」はSiriさんの最初の先生で精神科医、今は引退している人物のようです。うーんますます分からなくなってきましたよ。
ELIZA(イライザ)の正体は…?
さて、いまいち詳しく教えてくれない「イライザ」ですが、実は決められたパターンのみを回答する人工無脳の起源となった「ELIZA(イライザ)」というソフトウェアの名前なんです。
このELIZAはデータベースから質問に合致した回答をする他、「頭が痛い」と言えば「なぜ、頭が痛いとおっしゃるのですか?」などとデータベースにない質問には一般的な回答をする仕組みをもったソフトでした。
質問に回答するというソフトなだけにSiriさんの最初の先生って訳ですね。また、このソフトは心理療法の1つに用いられていたということで、それで精神科医ということのようです。
それにしても、なぜ「イライザ」についてだけ、はぐらかすような回答をするのか、Siriさんにはまだ謎が多そうです。