ども!ともぞうです。
もう、指がハッキリと写った写真はSNSに公開しないほうがいいかもしれません…。
ドイツで行われたカンファレンスで写真に写っている指やスマホについた指紋から画像処理することで、Touch IDを突破するデモを生体認証の研究者が公開しました。
便利な指紋認証だけに、これは見過ごせない話ですよ。
写真に写った指の画像から偽装指紋が作れてしまう?
今回ドイツで行われたカンファレンスはiPhone5sより搭載されたTouch IDの突破方法を一番最初に発表したカオス・コンピュータ・クラブが開催したもの。
生体認証の研究者であるJan Krisller氏のデモンストレーションによれば、写真に写った親指の画像から、
一般的に入手可能なソフトウェアで処理することで、指紋データが取り出せてしまうとのこと。
また、iPhoneの画面に残った指の跡をスキャナーで取り込んで、
スキャンした指紋を画像処理をするだけで指紋データが出来てしまいました。
こうして取り出した指紋画像をレーザープリンターで印刷、薬液処理などをしてこのような偽装指紋が完成。
これで実際にTouch IDを突破する様子が映し出されています。
偽装指紋の作成は簡単に出来るものではありませんが、写真から指紋を取られてしまうならSNSにアップする写真も考えないといけなくなりそうです。
こうなってくるとAppleが特許を出しているスワイプ操作を加えたTouch IDの新たな認証方法が現実になるのも時間の問題かもしれませんね。