ども!ともぞうです。
あまり考えたくないことですが、家族や身内がなくなった時にどのような手続きが必要かご存じでしょうか?
この解約にまつわる手続き、すでに契約者本人が死亡していることもあり、トラブルが結構多いようなんです。
そこでイザという時に困らないように各キャリアでの契約者死亡時の解約手続きについて調べてみました。
各キャリアにおける契約者死亡時の手続き内容
さて、家族がなくなった場合の手続きについて、どのような手続きや準備などが必要なのか調べてみると、各キャリアの公式サイトにて手続きについての解説ページがありました。
こちらを元に各社の解約手続きについて解説していきます。
各キャリアの案内ページ
- docomo: ご契約者の死亡による承継または解約 | お客様サポート
- au: 契約者が死亡したためauケータイを解約したい
- SoftBank: 契約者死亡に伴い解約する場合の手続き方法を教えてください。
解約手続きは誰でも出来る?
基本的に解約手続きは各キャリアのショップに行って行います。さてその来店する人には制限があるのでしょうか?
docomoとauに関して具体的に手続きを行う人に関しての案内はありません。まったく、赤の他人がという訳にはいかないと思いますが、親族であれば問題なさそうです。
しかし、Softbankだけは以下の様な記載があります。
” ■ご来店いただく方
「ご契約者さまの法定相続人さま」 “
何やら難しい言葉で具体的にどこまでを指しているのか分からなかったので調べてみると、
“配偶者(法律上の夫または妻)、子(直系卑属)、父母(直系尊属)、兄弟姉妹(傍系血族)の4種類の立場の人”
(引用元:法定相続人とは)
と説明されており、基本的には2親等以内の血縁関係にある人しか解約手続きが行えないようになっています。
Softbankはこの記述があるので、親族なら誰でもという訳には行かず、トラブルになった事例もありましたのでよく覚えておいたほうがいいですね。
解約手続きに必要な物
続いては肝心な解約手続きに必要な書類など各キャリアそれぞれ見てみましょう。
docomo
- 葬儀の案内状や死亡診断書など死亡の事実が確認できるもの
- ご利用中のドコモUIMカード(FOMAカード)(盗難・紛失時を除く)
- ご来店される方の確認書類
au
- 契約者ご本人さまがお亡くなりになったことを確認できる書類。原本をご用意ください。
(戸籍謄本、戸籍抄本、除籍謄本、除籍抄本、住民票(除票)、死亡診断書、新聞のおくやみ欄、会葬御礼の挨拶状のいずれか1つ) - au電話機本体(auICカード対応機の場合は、本体+auICカード)
- 来店者のご本人さま確認書類(原本)
- 来店者の認印(ゴム印以外)
※書類について、原本の提出が困難な場合は、コピーでも可能です。
SoftBank
- ご契約者さまの死亡が確認できる書類 (以下の例を参考に原本(現物)を提示していただくようお願いいたします)
例)会葬案内状/礼状、新聞記事(おくやみ欄)、除籍が分かる戸籍謄本、住民票(除票)、医師の死亡診断書、埋葬許可証 - ご契約の「USIMカード」(お手元にない場合は、お手続きの際にお申し出ください。)
- ご来店者さまの本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
各キャリア基本的には「故人が亡くなった事を確認できる書類」、「SIMカード」、「来店者の本人確認書類」の三点が必要である事が分かりました。
ただ、気になるのはauとSoftBankだけ必要な書類に「原本」を用意するようになっています。auはコピーでも可と書かれているので良いのですが、SoftBankにはそのような記載は見られませんでした。
先ほどの解約手続きを行う人につづき、SoftBankは他のキャリアに比べ厳格な部分があるので注意が必要です。
その他 かかる費用(契約解除料など)
最後は解約にかかるお金に関する話です。
基本的には「解約の日までに使っていた月額料金」、「携帯本体の分割残額」を精算する事になります。
2年契約途中の解約による違約金は通常の解約とは異なり発生しないので覚えておきましょう。
まとめ
はい、という訳で各キャリアの契約者が亡くなった場合の携帯電話の解約手続きについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
基本的にはこちらに書かれた通りにやれば問題ないのですが、解約トラブル事例を調べてみるとそれでも来店したショップによって対応が異なる部分があるようです。
基本はこの内容で抑えつつ、もし対応が悪いようなら他のショップに変えるなど考慮しつつ、スムーズに処理を済ませるようにしたいですね。