音楽を聞いたり、テザリングする際に活躍するBluetooth。でもBluetoothをオンにしているとバッテリー消費がヒドくなる…と聞いたことありませんか?
でも本当にBluetoothはバッテリーに影響するのでしょうか?そこで今回、iOS12で検証を行なってみましたよ!
iPhoneバッテリー消費の原因はBluetooth?
Bluetoothは本当にiPhoneのバッテリー消費に影響を及ぼすのか…さっそく検証してみます!
検証条件はこちら。
- 100%からどのくらい減るか60分間計測
- Bluetoothがオフにならないように画面は付けっぱなし
- おやすみモードで通知は全オフに
- iOS12.1.2で検証
- 差が出やすいように敢えてバッテリーの状態が悪い「最大容量79%」の機種を選択
まずはBluetoothがオフの状態で60分計測してみますよ〜。
結果は…4%減の96%!
操作も通知もない状態とはいえ、96%はなかなか優秀ですよね。続いてBluetoothをオンにして測ってみますよ。96%より減るのでしょうか…。
25分を経過した時点で減り始め、結果は94%に。やはりBluetoothがオンになっているとバッテリー消費は若干早いようです。
しかしこれはBluetoothをオンにしながらも、他の機器となにも接続していない状態。そこでBluetoothをオンにした上で機器と接続した場合も検証してみました!
音楽を聴いた場合のバッテリー消費は?
「Bluetoothをオンにして接続できるイヤホンを使って音楽を聞く場合」と「Bluetoothをオフにして、プラグを差すタイプのイヤホンを使って音楽を聞く場合」で、差が出るのか見てみましょう。
まずは「Bluetoothをオフにしてプラグを差すタイプのイヤホン」を使い、60分間音楽を聞いてみます。
50分を経過した時点でバッテリーが大きく減り始め最終的にはは77%に。音楽をかけずに計測したときよりも21%消費が大きいようです。
さて、Bluetoothイヤホンの場合はどうなるのでしょうか…。
Bluetoothヘッドフォンで音楽を60分間聞いてみましょう。
20分を経過した時点で一気にバッテリーが減り始め、結果は65%に。
バッテリーが弱っていたせいか、かなり下がりましたね…。
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◆結果
ということで、結果はこうなりましたよ。
- Bluetoothオフ:96%
- Bluetoothオン:94%
- Bluetoothオフ+音楽:77%
- Bluetoothオン+Bluetoothイヤホンで音楽:65%
やはりBluetoothをオンにしていた方が、オフにしている時に比べてバッテリーを消費するようです。
また音楽再生をする場合、BluetoothがONの方がバッテリーの減りはかなり大きくなるようです。
とは言え検証条件が「画面つけっぱなし」「バッテリーの最大容量が79%」と、かなり過酷なので実際の使用時にはこれほどバッテリーは減らないのでご安心を!