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「BadUSB」とは? もしタダの「USB扇風機」を貰っても、PCに接続してはいけない怖い理由

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猛暑日が続く今日このごろ、もしかしたら無料の「USB扇風機」をどこかでもらう機会があるかもしれません。

しかし安易にPC接続して使うのは避けたほうがいい場合もあるみたいですよ。以前Twitterで注意喚起がされていました。

どうやら「BadUSB」というものが絡んでいる話のようで……

USB”扇風機”だからって、PCに接続するのは危険かも

以前、三重大学名誉教授の奥村 晴彦さん(@h_okumura)のツイートが話題になりました。

6月に行われた米朝首脳会議で記者たちに配られたという無料の「USB扇風機」について、このようなモノを貰っても絶対に自分のPCに差し込んではいけないとのこと。

理由は「BadUSB」だそうです。バッドUSB、つまり悪いUSB。一体どのようなものなのでしょうか……!

NTTPCコミュニケーションズ用語解説辞典によると、「BadUSB」とはUSB機器にある欠陥をハッキングすること、あるいはその手法、だそう。

データ送受信のための半導体部品とプログラムは書き換えられるようで、これを悪意あるものに書き換えれた場合に起こる可能性があることは以下。USBを差し込むだけでこれ。非常におそろしい……。

データ内容を勝手に変更する、情報を流出させる、パソコンを自動的に操作する、といったことができる。
引用:用語解説辞典|【公式】NTTPC

得体の知れないUSBメモリを安易にPCに差し込もうとする人は少ないと思いますが、USB扇風機だったら差し込んでしまいそうな気がしませんか?

クールビズや節電のため28度に設定されたエアコン、暑い社内、進まない仕事、そんな夏の日に何かの拍子にタダでUSB扇風機を貰ったら……、ありがたくPCに差して使ってしまいそう。

悪意あるユーザーもそれを狙っているわけですね。

この「BadUSB」はUSB規格の根本的な脆弱性で、簡単には修復できないとのこと。

対策としては、そもそも不審なUSBをPCに差し込まない、という非常に基本的なことになるようです。対策とも言えない対策ですが、とにかくUSB扇風機を含む不審なUSBは接続しないことを徹底するしかないようですね。

USB扇風機に関しては、スマホ充電器のようなUSBコンセントに差したほうがよさそうです。

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