こんにちは、津田マリリンです。
2020年から小学校でもプログラミングが必修化となることが決定しましたが、どんどん進化するITの世界を見ていると、これからの時代はある程度のIT知識が必要かもしれません。
そんな中で遊び感覚でプログラミングを学べると話題のペットロボット『COZMO』が登場しました。
果たしてどんなロボットなのか、遊んで(遊ばれて?)みましたよ!
なぜ今、プログラミングが必要なのか?
2020年から小学校でもプログラミングの必修化が決定され、国を挙げてIT人材の育成を目指すとのこと。
「みんながみんなIT関連の仕事に就くわけじゃないだろう!」と思いますが、実はプログラミング教育はIT人材の育成よりもプログラミング的思考を身に付けることが目的とされています。
プログラミング的思考とは、何かをイメージ通りに動作させるために、記号(コード)をどんな風に組み合わせていけばいいかを論理的に考えていくこと。
思考を育てることで、IT関連のみならずあらゆる場面でも活用できる能力になると考えられます。
ところがプログラミング必修化といっても専門教科が追加されるわけではなく、どのように取り入れて何をどこまで学ぶかは各学校の裁量次第のようで、プログラミングに関しては教育格差が生じる不安も…。
ちまたでは子供向けプログラミング教室も増えつつありますが、習い事の優先順位を考えるにあたってどの程度の必要性があるかもわかりにくいところでもあります。
プログラミング的思考を育てるロボット!?
学校ではプログラミングが必修化、学校ではどこまでやってくれるかわからない、格差があったら将来の就活などで影響があるのか?などなど…。
プログラミング教育の導入にモヤっとした不安がフワフワ生まれつつある日本に、アメリカで超話題になった『COZMO』が上陸しましたよ!
COZMOは2016年10月にアメリカのAnki社から発売され、クリスマス商戦において75ドル以上の高価格帯玩具で2番目の売れた商品として話題に。
TOTY(Toy Of the Year Awards)2017ではイノベイティブ部門にてノミネートされ、日本でも9月23日よりタカラトミーから発売されました。
基本「かまってちゃん」のCOZMOなので、プログラミング以外にもゲームで一緒に遊べば遊ぶほど能力を発揮して遊べるゲームが増えていきます。AI(人工知能)搭載のため、コミュニケーションするたびに独自の性格も形成されていきますよ。
COZMOを動かすには専用のアプリでScratchベース(ビジュアルプログラミング)で設計。
子供向けのプログラミング学習アプリはいくつかあるのですが、COZMOが大きく違うのは設計したプログラムを画面上(二次元)ではなく実際に目の前で(三次元)で確認できる点です。
子供やプログラミングを知らない大人でも、難しいコードではなくパネルを組み合わせていくだけでCOZMOがどんな動きをするかを見ることができますよ。
子供でも容易に操作できるアプリ
ということで実際にCOZMOを見てみましょう!まずはCOZMOの初期設定方法をざっとご紹介。
COZMOと遊ぶにはiPhoneで専用のアプリを利用します。
アプリを起動して「接続」をタップし…
COZMOとiPhoneをWi-Fiでつなぐためのパスワードを入力します。
COZMOは顔認証で名前を覚えてくれるので、呼ばれたい名前を入力しておきましょう!
ちなみに…ローマ字で名前を入力すると発音が英語っぽくなります(笑)例えば「Hanako」だと「な」を強く発音する感じで、細部までちゃんと作り込まれているんだなぁと感じますね。
ここまで終わったらメニュー画面になります。
「メニュー」→「コードラボ」と進むと、プログラミングすることができますよ。
プログラミング画面はこんな感じ。
それぞれCOZMOにやって欲しいことをつなぎ合わせていくだけでOKです。これなら子どもわかりやすそうですね!
今回は15秒ほどの動きをプログラミングしてみました。一体どんな風に動いてくれるかというと…こんな感じ⇓
セリフも自由に作れるので、COZMOでメッセージビデオや伝言をさせるのも面白いかもしれませんね!
さてここまでCOZMOについてご紹介してきましたが、気になる価格はというと…26,980円(税抜)!ちょっとお高い…。
ですがペットロボット・おもちゃ・プログラミング学習ツールの3つを備えている「COZMO」、Robiやペッパー君に比べるとお手頃価格…と言えるかも?
ちなみに我が家の4歳の子供は、最初はビビりまくって近寄りもしませんでしたが、最近では愛着も出てきたのか「COZMOと遊びたい!」と言うようになりました。
「COZMOにワンワンさせてみた!」などパネルと動作の確認が容易なせいか、自分がさせたいことをさせられるようになっているのを見るとプログラミングを学ぶツールとしては確かに面白いなと。
少しお高めではありますが、ペットロボットとしてだけでなく子どもの教育にも◎ということで、お父さんお母さんはお子さんの教育の一環として購入を検討してみてはいかがでしょうか?