ども!ともぞうです。
今朝は北朝鮮がミサイルを発射し日本上空を通過したことで、テレビはその報道一色でしたね。
その際スマホにも通知されたのが、かみあぷでも何度かご紹介しているJ-アラートなのですが、改めて一体どういうものでどんな時にどんな音が鳴るかなどをご紹介いたします。
格安SIM使ってる場合はどうなのか?、受信したらどうしたらいいのかなど気になる点も網羅しているのでお見逃しなく!
「Jアラート」の仕組みと受信した際の行動
北朝鮮がミサイルを発射し日本上空を通過した後に太平洋上に落下したということで、朝からテレビではどの局も特別報道で持ちきりでしたよね。
【北朝鮮関連】8月29日(火)北朝鮮西岸から北東に向かってミサイルが05時58分頃、発射されたことを確認した。ミサイルは3つに分離し、3つとも06時12分頃、襟裳岬東方の東約1180kmの太平洋上に落下したものと推定される。破壊措置の実施は無し。
— 首相官邸(災害・危機管理情報) (@Kantei_Saigai) 2017年8月28日
そのミサイルの発射に合わせてスマホにも通知されたのが、全国瞬時警報システムこと「Jアラート」。
びっくりした。
これいつまで隠れてたらいいんだろう。 pic.twitter.com/PPTqGQdhii— Daigo Wakabayashi (@frnk) 2017年8月28日
簡単におさらいすると、「Jアラート」とは総務省消防庁が開発・運用している「住民などに瞬時に緊急情報を伝達するためのシステム」で、以下の場合に配信されます。
- 内閣官房が発表する「国民保護に関する情報」:弾道ミサイルの飛来情報など
- 気象庁が発表する「自然災害に関する情報」:緊急地震速報など
今回は北朝鮮のミサイル発射ということで、「国民保護に関する情報」ということになりますね。
具体的には内閣官房 国民保護ポータルサイトによると、「Jアラート」が使用されると、
市町村の防災行政無線等が自動的に起動し、屋外スピーカー等から警報が流れるほか、携帯電話にエリアメール・ 緊急速報メールが配信されます。
引用元:国民保護ポータルサイト
ということで、緊急地震速報と同じように携帯にも以下のような内容が通知されたという訳で、朝この通知で目が覚めた…なんて方も居たんじゃないでしょうか。
あれ?自分には届いてないよ?という方もいらっしゃると思うのですが、どうやらJアラートが届くのは対象地域となったところのみだったようです。
では実際に「Jアラート」が来るとどんな音がするか?なのですが、ソフトバンクのQ&Aページに、実際の音を聴けるページがあったのでご紹介すると、
「ティロリロリン、ティロリロリン…」という感じで、普段は聞いたことがない音が鳴るようです。こちらのページで「専用着信音を聴く」のボタンを押すと聞けるので、ぜひ一度は聞いておいて下さい。
これらの通知は携帯キャリアのエリアメールが利用されているのですが、気になるのは「格安SIMでも受信できるのか?」という点。
これに関しては消防庁が発表しており、基本的にはiPhoneであれば格安SIMでも受信可能なのでご安心を。
【報道発表】弾道ミサイル情報等の国民保護情報の伝達手段の1つにエリアメール・緊急速報メールがあります。これを受信できない携帯電話でも、スマートフォンアプリ等により、国民保護情報が受信可能となります。詳細は消防庁HPをご覧ください。
→https://t.co/u1TE0mxTFG— 総務省消防庁 (@FDMA_JAPAN) 2017年5月11日
さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ
⇒【要確認】自分のスマホに「Jアラート」はきちんと届く?消防庁が確認方法を公式発表
またオフにしている人はいないと思いますが、対応回線・端末であっても設定で「緊急速報」をオフにしていると受信できないので念の為ご確認を。
また非対応端末もしくは、対象地域でなくてもJアラートが使用されたら知りたい場合には、『Yahoo!防災速報』を入れておけば通知をしてくれますよ。
さて実際に自分がJアラートを受け取った場合どうしたら良いのか?という話ですが、内閣官房 国民保護ポータルサイトでは、以下のように解説されていました。
【屋外にいる場合】
- 近くのできるだけ頑丈な建物や地下に避難する。
- 近くに適当な建物がない場合は、物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守る。
【屋内にいる場合】
- できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動する。
引用元:弾道ミサイル落下時の行動について
今回の例で言うと、Jアラートが6:02に出て、北海道上空を通過したのが6時6分頃通過したと言われておりその間わずか4分、最低限これらのことを頭にいれて即対応できるようにはしておきたいですね。
また、内閣官房 国民保護ポータルサイト
では武力攻撃事態等における避難に当たって国民が留意しておくべき事項をまとめたガイドブックも公開されているので、こちらもこの機会に目を通しておくことをおすすめいたします。
ガイドブックはこちらから
⇒ガイドブック「武力攻撃やテロなどから身を守るために」