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「4Gではなく5人の友人を!」反スマホ組織が過度なスマホ利用に警鐘

こんにちわ、Hikaru Sanoです。

スマホが普及して久しく、巷では「スマホ中毒」や「ながらスマホ」、「スマホ育児」など数々の問題が日々論じられていますね。

ドイツの反スマホ支配組織「Radikale Anti Smartphone Front(以降RASF)」は、健康被害などとは違ったアプローチでスマホ問題に警鐘を鳴らしているようです。

4Gの代わりに5人の友人を

ドイツはベルリンに拠点を構える反スマホ支配組織RASFは、グループ抗議(いわゆるデモ活動)などを通じてスマホに割く時間をもっと有用にすべきだと訴える市民団体です。

「反スマホ」と書きましたが何も「スマホを廃止しろ」と言っているワケではなく、あくまでスマホの利用は最低限レベルに止めもっと現実の社会に人々が関わるべきである、としている模様。

彼らの公式HPにはマニュフェスト(長文)が掲げられており、彼らがどういった理由や思想で「反スマホ」を謳っているかが説明されています。

中でも特徴的なのはSNSでの友人と現実の友人を比較した「4Gの代わりに5人の友人を」という言葉で、ザックリ意訳するなら「SNSの友人はあなたと幸せな時間を共有したりできない、だから現実に真の友人を作ろう」といった意味合いです。

確かにSNSではフォローという目に見える形で「友人のようなもの」がたくさん作れますが、それは信頼を置ける対象ではなく、どんなに多くのユーザにフォローされようとあなたと共に泣いたり笑いたり、悩みを打ち明けたり人生において重要な決断の相談をする事は基本できません。

稀に現実で会って親友になったりパートナーになる例はあるでしょうが、それは本当に稀なケースで、ほとんどのユーザには訪れない出来事です。

誰もが理解している事ですが、真に「友人」と呼べる存在とはそう簡単に作れず、また作るのにも時間と努力と出会いが必要であり、スマホにユーザが支配されそういった時間を奪われる事を嘆いているワケですね。

実際何らかのピンチになってSNSにそういった投稿をしても、真剣に取り合ってくれるユーザはほぼほぼ存在せず、フォロワーは「心配です、大丈夫ですか?(上辺だけ)」とか「力になりますよ!(真顔鼻ほじ)」になるのは誰もが想像できるでしょう。

あなたには、本当に頼りにできる友人がちゃんといますか?

まとめ

いかがでしたか?

RASFの活動内容や規制要求には若干やり過ぎな感はありますが、「真の友人を作る」というスローガンには共感を覚えます。

SNSの友人関係は上辺だけの付き合いなので手軽で簡単、すぐに関係も切れる便利なものですがそれゆえに信頼する事は不可能なので、SNSに入り浸って現実の人間関係が希薄だったり破綻している人は今こそ外に出るべきなのかも知れません。

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