Appleの公式サイトで、不定期に販売されているApple認定整備済製品。
基本的に値引きされることがないApple製品を安く購入できるチャンスなのですが、正規品と整備済製品とではどういう違いがあるのか気になりますよね。
そこで今回は整備済製品がどんなもので、どういったメリット/デメリットがあるのかをご紹介したいと思います。Apple製品を安く買いたい方は要チェックですよ!
整備済製品って一体とはどういうものか
Apple認定整備済製品とは、一言で言ってしまえばいわゆる「新古品」のこと。もともと店頭に並べられていたり、返品されたものを整備した上で値引きして販売している製品です。
新古品と言われるとちょっと不安になってしまうかもしれませんが、Appleが事細かに動作確認をした上で綺麗にクリーニングを施しているため、新品との差はほぼありません。
残念ながら商品のラインナップにiPhoneはありませんが、iPadやMacBookだけでなく、Apple TVなども用意されているので、Apple製品が欲しい人にとってまたとないチャンスになっています。
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そんな整備済製品ですが、いったいどんなメリット&デメリットがあるのか順番に説明していきますね。
整備済製品のメリット
整備済製品のメリットは3つ。
1つめは、通常よりも安く買えること。
Apple製品は値引きされることがほぼ無く、家電量販店で買ってもポイント付与率は通常商品の半分くらい。
たまに開催される分割手数料免除や学割などのApple公式キャンペーンや、Amazonのセールなどの目玉商品、家電量販店の「Macを買うとiTunesカードプレゼント」キャンペーンなどで安く買える事はあるものの、Apple製品は基本的に定価で買うしかありません。
ですがこの整備済製品を購入すれば、製品モデルや販売時期によって値段が変わってくるものの、比較的新しい製品でも15%ほど安く購入することが可能。
例えばこちらの2021年4月発売のiMacの同じスペックのもので比較してみると、Apple Storeでは174,800円のものが、
整備済み品の場合は、なんと144,800円で買えちゃうんです。割引率で言うと約18%なのでこれは大きいですよ。
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続いて2つ目のメリットは、店頭売りでは買えないカスタマイズ品が買える点。
整備済製品では、スペックの高いCPUを搭載したiMacや、英字配列キーボードのMacBookなど、カスタマイズ仕様の製品を買えるのも特徴なんです。
Appleオンラインショップで購入した場合、メモリを増設したりオプションを付けたりといったカスタマイズができますが、店頭では基本仕様のものしか購入できないのであえてカスタマイズ品を狙って買うというのも手です。
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3つ目のメリットは、ちゃんと保証が付いてくるということ。
メーカーによっては新古品は保証外だったり、保証期間が短かかったりするところもありますが、Appleだと新品を買うのと同様に1年間の製品保証が付いきます。
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しかもAppleCareにも加入できるので、壊れたときの交換や修理にも対応可能。
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新古品だと途中で壊れたりしないか不安になることも多いと思いますが、整備済製品なら正規品とほぼ同じように安心して使えますよ。
整備済製品のデメリット
整備済製品は安いし、保証も付いているしでいいコトずくめ…と言いたいところなのですが、やはりデメリットもあります。
まず1つ目のデメリットは、製品入荷が不定期である点。
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整備品はあくまで整備品なので新品とは違い、何がいつ入荷するかはまったくの未定。新しい整備済製品がしばらく入荷しないこともあるので、「急にMacが壊れたから買い換えたい」という時にはあまり向きません。
しかも基本的に1台限りなのですぐに売り切れる製品も多く、狙っている商品を欲しいタイミングで手に入れられるかどうかは運次第なんです。
そして2つ目のデメリットは、カスタマイズできないということ。
2つ目のメリットと相反するようですが、整備済製品は基本的に現状売りなので通常Apple Storeで買う場合のようにメモリを増やすなどのカスタマイズは出来ません。
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なので「モデルやスペックには問題なくても、キーボードが英字配列だからちょっと…」なんて事もあり、自分がほしいスペックを購入するためには根気よく待つしか無いという場合もあります。
そして3つ目のデメリットは、完全な新品ではないということ。
ほぼ新品ではあるものの、整備済製品は新品とは区別されて販売されています。
最新モデルは少なく、1~2年前のモデルが多いのも特長。
2022年11月の整備済製品を見ると、2020年~2021年発売のモデルが多いですね。
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そのため、他の製品では可能なギフト梱包ができなかったり、化粧箱が通常モデルと異なるなるなどの違いがあります。
また付属品が通常とは異なる場合もあるので、購入の際には付属品もしっかり確認しないと買ってからしまった…なんてことにならないよう注意が必要です。
まとめ
というわけで、整備済製品のメリット・デメリットを見てきた所でまとめてみると…
- 自分用に買う(プレゼント用じゃない)
- とにかく安く買いたい
- 新品でなくても気にならない
- 急いで買う必要が無い
以上のような場合には、整備済製品を狙っていくのもありなんじゃないでしょうか。
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なかなか狙ったものが入荷しないので小マメなチェックが必要な整備済製品ですが、うまくすれば安く買えるのは間違いありません。
思わぬ掘り出し物に出会えることもあるので、ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね!
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