ごきげんよう、菊太郎です。
定番SNSとして世界中で人気の『Facebook』。
実際にFacebookユーザーは『Facebook』アプリをインストールして使っていることが多いと思いますが、なんとそのアプリが勝手に裏で動くように細工されていたのではないか?というニュースが入ってきました。
もしも本当ならばFacebookの信頼に関わる事態…一体どういった事が起きていたのでしょうか?
あなたの知らない間にアプリが動いているかも…
ニュースアプリ『Circa』のCEOであるMatt Galligan氏が、「iOS版の『Facebook』公式アプリは、アプリを起動しなくても常に裏で動くように細工されていた」という衝撃的なレポートを発表しました。
通常iPhoneの『設定』アプリにある「バックグラウンド更新を許可」をオフにすれば、アプリは裏で動くことが出来なくなります。
しかし『Facebook』アプリの場合、常に無音の音楽を流し続けることによって「バックグラウンド更新」がオフになっているにも関わらずアプリが裏で動くようになっていたそう…。
Matt Galligan氏によると、実際に『Facebook』アプリは7日間で5時間の通常使用に加えて、11時間の音楽使用となっていたとのこと。
そして裏で常に動いている状態のため、iPhoneのバッテリーをかなり消費してしまい電池消費の原因の15%を『Facebook』が占めていたとか。
今のところこのバッテリー消費問題を解決するには、『Facebook』アプリを削除して『Safari』でFacebookを見る、もしくはバッググラウンドから毎回アプリを削除するしかないようです。
実は1ヵ月くらい前から一部でこの件について言われていましたが、各地で非難の声が上がっていたため、ついにFacebook社も「調査をはじめる」と今回の事件を認める事になりました。
これが単なるアプリの不具合なのか、それとも意図的にやったことなのかは分かりませんが、もしわざとやっていたとしたらFacebook社の企業倫理が問われることになりそうですね…。