今回は「Apple Music」「Prime Music」「Spotify」の3つで、同じ曲を再生した時に通信量にどれだけ差があるのか比較してみました。
「ギガが足りない!」という方は是非参考にしてください。
関連記事;【通信制限の確認】残りの通信量はココで見る|ドコモ・au・ソフトバンク
通信量を比較するための条件
※この項目はめんどうな方は読み飛ばしてもらっても大丈夫です。
音質について
まずストリーミングの音質はPrime Music、Spotifyともに「自動」にします。
Apple Musicについてはストリーミングの音質を調整する機能がないので、そのまま使用。
検証する楽曲について
音楽アプリの多くは「次の曲」のデータ先読みをします。
そこで今回の検証では先読み防止のため「アルバム」単位でデータ量を計ることにします。
検証に使ったアルバムはDAOKOの「打ち上げ花火」
3曲で再生時間12分59秒です。
さて、いよいよ検証をスタートします!
4G通信での検証結果:Spotifyが優勢でした
Apple Music、Prime Music、Spotifyで4Gで計測した結果がコチラになります。
Apple MusicとPrime Musicがほぼ同じ数値だったものの、Spotifyが他のサービスの約3分の2という数字になっています。
Spotifyならその分通信量を制限できると言えますし、逆にそれだけ音質が良くないとも言えます。
7GBで聴ける曲数と時間
さて一曲あたりの通信量は分かった所で、一般的なモバイル通信の上限値である7GBをフルに使ったとして「何曲聞くことが出来るのか」計算してみた結果がコチラ。
やはりかなりの差が出る結果となっていますね。でも曲数だといまいちピンと来ないのでこれを再生時間で計算してみると…
「Apple MUSIC」と「Prime Music」は1日6時間近く聞ける一方で、Spotifyは1日8時間聴けることになります。
通学・通勤時間に使っても基本的には大丈夫といったところでしょうか。
ちょこっとでも通信量を削りたい方はこちらをご覧ください。
→→【通信制限の時に読む】iPhoneで徹底的に通信量を節約する設定方法まとめ
WI-FI環境での検証結果:Apple Musicの通信量が3倍に
次はWI-FI環境での通信量です。
同じアルバムになるので念のためキャッシュを削除して再度音楽を再生しました。
その結果がこちらです。やはりWI-FIになると一気に通信量が伸びるようですね。
一番顕著だったのがApple Music。モバイル通信時の3倍以上となっています。これはそれだけ音質に力を入れていると言っていいでしょう。
その一方でSpotifyはモバイル通信時とあまり変わらない数字を出していました。んー、なぜでしょうか…。
比較検証まとめ
こちらが今回の検証結果のまとめになります。
通信量にこだわるひとはSpotify。安さならPrime Music。WI-FI環境で思いっきり良い音質を楽しみたい人はApple Musicといったところでしょうか。
いずれにせよ、各アプリとも音楽のダウンロード機能があるので通信量を抑えることが可能となっています。通信量を抑えて賢く使っていきたいですね!
個人的にはApple Musicが一番好きですよ。
※こちら↑をタップするとApple Musicが起動します。
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