ども!ともぞうです。
海外旅行に行ったり、英文を読まなければならない時に活躍するのが翻訳アプリなんですが、たくさん出ていてどれがいいのやらよく分からないですよね。
そこで今回はかみあぷが独断でピックアップした翻訳アプリを、翻訳精度や使い勝手などの項目で比較評価して最強の「翻訳アプリ」を決定したいと思います。
翻訳アプリといれば『Google翻訳』が有名ですが、果たしてどのアプリがNo.1となるのか注目ですよ!
「翻訳アプリ」最強決定戦の出場アプリ
普段頻繁に使うことはないけど、いざという時に活躍してくれるのが翻訳アプリ。
知名度で言えば『Google翻訳』になりますが、この牙城を崩すのはどのアプリなのか…最強決定戦にエントリーするのは以下の5つのアプリです。
1. カメラで撮影した物を翻訳できたりと知名度抜群の『Google翻訳』
2. 翻訳といえば忘れちゃいけないのが『エキサイト英語翻訳』
3. AppStoreで高評価を獲得している音声入力対応の『音声&翻訳』
4. 日本最大級のオンライン辞典weblio公式アプリ『ウェブリオ英語翻訳アプリ』
5.独立行政法人NICTが開発し、翻訳精度が高いと人気の『VoiceTra』
これら5つのアプリで、翻訳アプリの使い勝手を3つの項目で評価していきたいと思います。
- 翻訳精度
- オフライン対応
- それぞれの独自機能
どの程度まで正確に翻訳してくれるのかオフライン対応しているかなど、実力の試される項目で最強翻訳アプリはどれか比較検証していきたいと思います。
翻訳精度から使い勝手まで3つの項目で実力をチェック
それではさっそく、翻訳アプリの対決を進めていきたいと思います。果たして翻訳アプリの頂点に立つのはどのアプリか注目ですよ!
1. 翻訳精度
まず最初は翻訳アプリなので当然気になるのが翻訳精度。
日英揃った例文を「例文の日本語 ⇛ 英訳」、「例文の英語 ⇛ 和訳」の両方で試して一番例文に近く翻訳できるかチェックしていきたいと思います。
使う例文は以下の通常の文章と日常会話の2つで見ていきますよ。
- スマートフォンブームはアップル社の「iPhone」から始まった。
The smartphone boom started with Apple’s iPhone. - 久しぶり!最近調子どう?
Long time no see! How are you doing these days?
トップバッターは『Google翻訳』。それぞれの例文を訳した結果を見ていくと…
例文1: 日本語の英訳はほぼバッチリ。対して和訳は「AppleのiPhoneを開始しました」だとちょっと意味が違いますね…残念。
例文2: 日本語の英訳がおしい!調子を音階などの調子である「tone」になってしまっています。そして和訳も完全な直訳に…。分からないことはないんですがちょっと違いますねえw
お次は『エキサイト翻訳』。それぞれの例文を訳した結果を見ていくと…
例文1: 日本語・英訳共にバッチリ!どちらもちゃんと意味が通じる訳になっています。
例文2: 日本語の英訳はほぼバッチリ!しかしながら和訳はかなり残念な結果に。久しぶり!が
続いては『音声&翻訳』。それぞれの例文を訳した結果を見ていくと…
例文1: なんと日英共に『Google翻訳』とまったく同じ結果に。もしかするとGoogle翻訳ベースなんですかね?w
例文2: 例文1と同様結果は『Google翻訳』と同様に。間違え方も同じで惜しい。
4つ目は『ウェブリオ英語翻訳アプリ』。それぞれの例文を訳した結果を見ていくと…
例文1: 英訳はほぼOK。和訳はちょっと違った意味になってしまいました。
例文2: こちらも多少表現は違うものの、意味合い的にはほぼ完璧!やりますなあ。
最後は精度が高いと噂の『Voice Tra』。それぞれの例文を訳した結果を見ていくと…
例文1: 翻訳精度に期待していたのですが、なぜか違う内容に…。そして日本語訳も「リンゴのブームになって」とは原型がなくなっちゃってますw
例文2: 例文1はかなり残念な結果だったのですが、こちらは日英共に完璧!どうやら日常会話には強いようですね。
以上の結果を踏まえ、「そのままでバッチリな訳」に3点、「意味は通じる訳」に1点、「明らかな間違いがある訳」は0点として集計してみると、このような結果となりました!
1位になったのは終始安定の結果を見せた『ウェブリオ英語翻訳アプリ』となりました!さすが日本最大級のオンライン辞典の公式アプリだけありますね。
※例文1の英訳にて「begin + with(〜を伴って)」と「begin + from(〜のその原因がある)」では厳密には解釈が異なりますが、ここではニュアンスとしては伝わると考え正解としています。(参考元:Yahoo!知恵袋)
2. オフライン対応
せっかく翻訳機能が優れていても、海外で電波の入らない所で翻訳を使いたいなんていう時には困りますよね。
そこでiPhoneを機内モードにした状態で使えるかどうかチェックしてみると…このような結果に!
どれか1つくらいオフラインでも使えるものがあればと思ったのですが、残念ながらそうはなりませんでした。翻訳したい時は最低限Wi-Fiの入る場所を確保しないといけないということですね。
3. それぞれの独自機能
評価項目はそれぞれのアプリのアピールタイム!特徴的な機能をピックアップしていきます。
まず最初は『Google翻訳』。何と言っても目玉機能は写真撮影での翻訳機能。撮影するだけで写っている単語や文章を翻訳してくれるんですよ
また音声や手書きでも入力できるので、使い道は幅広くなっています。
翻訳精度はそれなりといったところですが、おおよその意味をつかむ程度には汎用性は抜群ですね。
お次は『エキサイト翻訳』。一番の特徴は日本語入力システムATOKで文章を作れるアプリ『ATOK Pad』との連携。
翻訳したい文章の作成にATOKを使えるので、ATOKユーザーにはうれしいところ機能となっています。
また翻訳した文章はSNSだけでなく、Evernoteにも保存できるように。
ATOKでの文章入力の連携とEvernoteへの保存と、ガッツリ使い込みたい方にはピッタリな機能が満載となっています。
続いては『音声&翻訳』。アプリの名前の通り一番の特長は音声入力。
設定で切り替えればマイクに向かって喋ることで日本語を英語にしたり、しゃべってもらった英語を和訳してくれますよ。
ヒアリングに自信がない時にはiPhoneに向かって喋ってもらうっていう使い方もできますね。
4つ目は『ウェブリオ英語翻訳アプリ』。さすがオンライン辞典の大手のアプリということもあって翻訳結果と一緒に表示される情報が充実しています。
英訳・和訳をしたどちらの場合でも、結果の下には類似の例文やそれぞれの単語や熟語の訳も表示。
ただ翻訳するだけでなく、例文や個別の単語訳など英語の勉強にも使えますね。
最後は『VoiceTra』。最初の翻訳精度の結果でもはっきりしていた通り、このアプリが得意なのは会話の翻訳。
ポイントは入力した文章をそのまま翻訳するのではなく、このアプリなりに解釈した文章に変換してから翻訳するところなんです。
この機能のお陰で訳された文章がどんな風に伝わるのか分かるので、会話が噛み合わないなんてこともありませんよ。
▼こちらの動画を見れば、どれだけスムーズに会話が出来るかよく分かります。
以上これらの特長を私ともぞうが独断と偏見で採点したものがこちら!点数は5点満点としました。
1位は翻訳だけでなく豊富な例文など英語学習にも役立つ情報が充実していた『ウェブリオ英語翻訳アプリ』。
次点は英会話だけの対決だったら間違いなくぶっちぎりであろう『VoiceTra』としました。自然な英会話なら間違いなく精度はNo.1かと思われます。
一番使える「翻訳アプリ」決定戦 総合評価
以上、3つの項目の評価結果をまとめたものがこちら!
栄えある「翻訳アプリ」総合No.1を手にしたのは『ウェブリオ英語翻訳アプリ』となりました〜!
対決する前には『Google翻訳』が当然上位に食い込むかと思われましたが、終わってみれば5アプリ中4位という結果にはちょっと驚きでした。
今回は一つの目安として順位を付けましたが、それぞれのアプリには他にはない特徴があるので自分の使い方にあったアプリを見つけてぜひ使ってみてくださいね。